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ロックダウン中に観た映像作品(旅行に行きたい編)

NETFLIXで観た映画やドキュメンタリーの感想覚書です。

ネタバレ配慮していません。そんなに具体的なことは語っていませんが……記憶に留めておきたいことをそのまま書いています。あくまで個人の感想です。趣味嗜好がだだもれ。

・Eat Pray Love(邦題:食べて、祈って、恋をして)(2010)

主演:ジュリア・ロバーツ

なにか王道スターものが観たい!というのと、海外旅行好きが旅行できずに悶々としているので疑似旅行に。ジュリア・ロバーツ。アラサー&アラフォー世代の王道洋画スターの一人じゃないかしら。実は彼女の作品はほとんど見たことないのですが。

ストーリーそのものはあんまり共感できる感じじゃなかったけど、ニューヨーク、イタリア、インド、バリ島の風景に癒されたので幸せ。

イタリアでパスタを食べてカプチーノ飲んで、バリ島の壁のない家(小屋?)で暑さをかみしめながら休暇を過ごしたい。アジアの蒸し暑さが本当に恋しいです。

・Music and lyrics(邦題:ラブソングができるまで)(2007) 

主演:ドリュー・バリモア&ヒュー・グラント

なにか王道(以下略)。舞台はニューヨーク。

昔から、ドリュー・バリモアが好き。今回もヒュー・グラントの「昔イケてたけどいまちょっと残念」な感じの役柄が見事にハマってました。残念なイケおじ。。最近(というほど新しくないけど)の彼、というか私の知る彼はいつもこんな役柄? なので相変わらず素敵だったけど目新しい感じはなく。ちょっとしおれかけたおじさんが年下の女の子の勢いや輝きや未熟さに感化されて息を吹き返すっていう、あるあるな展開。その王道感が安心できてよかった。二人とも歌うまいし。

二人よりもさらに若い、カリスマシンガー役で出てくる子も歌が素晴らしかった。けど、彼女の歌の特徴づけとして使われている仏教×セクシーさの表現がどうしても受け入れられずにムズムズぞわぞわした。私自身とくに敬虔な信者ではないのですが、法衣を着たダンサーとのあからさまな絡みや、舞台装飾としての巨大な仏像は、文化や宗教を揶揄していると感じられてもおかしくないと思う。いくら映画の中のキャラクターを極端に特徴づけるためだとしても。そこがすごく残念。それ以外のパートも、彼女の演技と歌唱力も素敵だったからこそ、本当に気になってしまった!

主人公の抱える過去のトラウマが私にとってすごくリアルで、彼女がその因縁の相手に偶然再会して、見返してやろう!って向かっていくのに、相手は自分の成功よりさらに大きな成功を掴んでいることを知ってなにもできずに引き下がってしまうところとか、結局直接仕返しすることよりも、その前後のヒューとの会話のなかで癒しを見つけていくっていう展開がよりリアルだし救いがあると思った。

ので、総合的には好きな作品になりました。

・Midnight in Paris(2011)

主演:オーウェン・ウィルソン

最初っから最後まで、どの登場人物にも感情移入できなかった……。けれど作中のパリの風景、時代ごとのファッションなどの映像は細部にわたってすごく見ごたえがありました。

2010年代に生きる売れない小説家が、1920年代とその少し前(1890年くらいだったかな?)の2つの「文芸の黄金時代」をタイムスリップで訪れ、その時代の芸術家たちと交流する話でしたが、当時の作家の名前などパッと思い浮かばない人物も結構いて、ちょっと混乱しました。でも味のある俳優さんを起用していて素晴らしかったし、ピカソとかダリとか、一目でピンとくる芸術家も多くて面白かったです。そういう「古典」の作品を一通り復習してからもう一回観てもいいかな、と思いました。

パリが万人の憧れの地であることに間違いはない。

また行きたいな…… 本当に、ヨーロッパ旅行とかいつの話になるのでしょうか。


ではまた。

プケ子(Pukeko)

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