見出し画像

NZ妊娠中期ふりかえり③ 25~28週目

妊娠中期に入りました。自分への覚書きも含め、妊娠中の気持ちやマイナートラブルなどだいたい週ごとに振り返ってみます。今回は妊娠25週目~28週目について。

**

25週目

・急激におなかが重く感じ始める。座っていても居心地悪い。横になっていてもひとつの姿勢でじっとしていられないのに、寝返りを打つときにいちいち赤ちゃんの重圧をお腹の内側に感じてうっとなる。

・お腹の両サイドに不思議な胎動を感じる(ちょっと気持ち悪い)。小刻みに振動するような、叩かれているような。両方同時のこともあれば、片方だけのことも。横向きに寝ると下側のお腹側面に感じることが多いので、赤ちゃん嫌がってるのかな? どうなのかしら。

・28週までにと言われていた、百日咳(Whooping Cough)の予防接種を受ける。Boostrexという名前の、混合ワクチン?なのかな。全体的に免疫力を上げる的な説明を受けた。副作用はインフルエンザワクチンと同じように腕が腫れたり熱っぽくなったりということだったけど、ちょっと腕が痛いかなくらいでコロナの3回目よりまったく症状はなく。コロナの3回目接種から13日目で打ったけど、必要なら同日に両方打っても良いとのこと。(私は不安だったのでなるべく日数をあけたかった)。キウイさんもコロナワクチンとの兼ね合いで、もう少ししてから接種することに。配偶者や赤ちゃんの祖父母(自分の両親)くらいまでは打っておいた方が安心とのこと。

・職場に産休開始日の申請。

・オミクロンの感染者数が増えてきたので、仕事を自宅待機にしてもらう。

・助産師面談も対面ではなく電話相談に。楽しみにしている心音が聞けなくて残念。


26週目(歯がゆい気持ち)

・ワクチン接種から3日後、注射した方の腕の脇の下が痛み始める。リンパ節かな? 翌日の夕方には少し腫れも出てきて、 今までの予防接種でこんなことなかったので不安になるけど……もらったパンフレットでは、腕の痛みや発熱などの副反応は6~24時間以内に出ると書いてあったけど、リンパの腫れについては言及なし。脇の下の腫れというと最悪乳がんとかの症状とも一致するし。 ググってみると、英語でも日本語でも、コロナワクチンの接種後に脇の下が腫れるという症例がたくさん出てくる。コロナのワクチンを打ったのは2週間以上前で逆の腕だったし直接関係はなさそうだけど、2つのワクチンが2週間しか間隔空いてないのが身体に負担になったのかもしれない。ちょうど週末だったので、脇の下冷やしつつ月曜まで様子を見ることに。

・自宅待機中、まったくやる気が出ずほぼダラダラして過ごす。にもかかわらず、不定期にお腹の張り、とくに夕方ごろに張りがきつくなるので本当に悲しい。何もしてないのに……って自己嫌悪になる。何かやっててお腹が張るなら休まなきゃ!ってなるのに、え、たった今まで休んでてそろそろ夕食の準備かなってタイミングでなぜ…? 思い通りにいかない身体。

・キウイさんが帰ってからご飯作ってくれたりして、本当に感謝。

・お腹が気になって夜眠れない。


27週目(ステイホームつらい)

・妊娠糖尿病発見のための、ブドウ糖負荷テスト(Glucose tolerance test)を受診。せっかく余裕をもって出かけたのに、助産師から預かった診察票?を忘れて危うく後日再受診になるところ! 一緒に来ていたキウイさんに慌てて取りに帰ってもらう……。

まず血液を小さなシリンジ4本分くらい抜き、気の抜けたぬるいスプライトみたいな微炭酸飲料を350ml、ほぼ一気飲みさせられる。(事前マニュアルには5分以内に飲みきることとあった)

その後備え付けの小さな作業室?みたいなところに移動し、歯医者さんの診察椅子のちょっと上等なの、みたいな椅子に座って2時間ひたすら待機。座ってすぐは少し気分が悪くなったので帽子を目深にかぶって目をつむり、できるだけ眠る体制に。気分が回復してからは最後の30分くらい本を読んで過ごした。(妊娠してから、昼間は割といつでも眠れる感じなので助かった)

120分より8分早く連れ出され、もう1本採血をして終了。

・お天気の良い日を狙って、ビーチでマタニティフォト撮影。キウイさんが張り切って撮ってくれました。お腹はまだまだ大きくなるんだろうなぁと思いつつも、7か月の一区切りとしてとても良い思い出になりました。9か月とかの頃にはもう寒くなってきてるし、何が起こるかわからないしね~、ということで。いい気分転換にもなった♪


28週(ついに仰向き寝禁止かぁ)

・久しぶり、そしてイレギュラーのエコー検査。NZでは、問題がなければ前回でエコーは終わりのはずだったけど、私は子宮筋腫の経過観察のため追加検査。いつもと違うクリニックを指定され、受診。

経過は順調で、筋腫の成長もほとんどなし。

おまけだったのかなんなのか? 今回はなんと3Dフォトを撮ってくれた!!いつもと違う施設だったからかな? それともいつものところにもあるのかしら。初めてはっきり見た我が子のお顔は超可愛かった~!!

・しばらく前から28週以降は仰向け寝は避けることと言われていたけれど、これまでは特に仰向けが苦しいとも思わずふーん、という感じだったのが……28週に入って急にお腹が重くなり、ダメと言われなくても仰向けにしたくないと感じるようになった。

とはいえずっと横向きだと腰(骨盤?)が痛くなるので一晩に何度も左右を入れ替え、そのたびに大きな抱き枕を右から左、左から右にと転がして……ますます寝苦しいことに。

仰向けに寝ると、赤ちゃんと母体の間に大事な胎盤やへその緒などの流通器官が挟まれて圧迫され、赤ちゃんに栄養や酸素が行きづらくなるそう。とはいえ寝ている間に仰向けになっちゃうのは自然なことなので、気づいたら向きを変えること、寝入りばなに左右どちらかで横になることを徹底するようにとのことでした。左右でいうと左が下の方が良いけど、右を下にしても大きな問題はないそうな。(右脚の方に太い静脈か何かが走っていて、なるべく圧迫しない方がいいらしい)ちなみに最近受けた救急訓練では、お腹の大きな妊婦さんが患者の場合、必ず左を下にして気道確保するようにと習ったなぁ……。

・ある朝、お腹を下したようにキューっと締め上げるような痛みが。暫くトイレに籠ったものの、その間胎動は元気で活発。ただの生理現象なのか、前駆陣痛的なものなのか……午後には治まったので一安心。

・少しずつ、ベビー服の水通しを始める。キウイさんが引き出しを空けてくれたので、ベビー服入れ用にしてちょっとずつ整理。本当に有難いことに新生児のお洋服は9割方頂き物で、少しずつ色んなお友だちから集まってきてる。自分で買ったのは一目ぼれした厚手のコットンおくるみと、日本でネット注文した肌着セットくらい。


**

28週のエコーを終え、3D写真がなにより嬉しかったこの期間。

ニュージーランドではオミクロン株の感染がが急激に増え、私たちの住む南の田舎の都市でも、学生を中心に大流行。これまではオークランドなどの人口が多い大都市での感染者数が圧倒的だったけれど、この1~2か月では私の住むエリアが感染率ナンバーワンになったことも。30週までにいくつか大事な検査と受診があったので、夫婦ともに大事をとって自宅待機にしてもらい(感染すると受診できないので)職場には言葉にできないくらい感謝しています。こういう融通が利くのがニュージーランドであり、ニュージーランドのなかでもかなり恵まれた環境にいるということを本当に実感しています。

ただ、オミクロン株感染拡大と同時にこれまでの厳しい規制が一斉に緩和傾向になってきており、今までのように皆で一斉にロックダウンやステイホームをするのではなく、個人や職場、所属するコミュニティの裁量で自主隔離や感染対策を決めていかなくてはならない時期になってきており、それに対するストレスがすごい! 受診が終わるまでは絶対に感染したくなかったら私たちの選択に後悔はしていないし、選択をさせてくれた職場にも本当に感謝しているけれど、自分たち以外の世界がいつも通りに回っていて、さらにこれまで以上に身近な存在がどんどん感染していっている話を伝え聞くと自分たちだけ隠れているのが申し訳ないような。そんなことないってわかりつつも、精神的にすごく辛かった期間でもありました。

それでも、赤ちゃんファースト!で乗り切りましたよ^^


プケ子

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?