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映画「ベルファスト」を見タ

映画「ベルファスト」を見た。

剣と盾を持った少年が走ったり飛んだりする写真を見て、この子が悪戯をする冒険談の作品だと思っていた。粗筋を見ると違った…。作品を見ると粗筋のとおり、北アイルランドの宗教により分断が発生する不穏な状況を描いていた。でも、少年が普通に遊んだり恋をする姿も描かれている。粗筋を見ると違った…。作品を見ると粗筋のとおり、北アイルランドの宗教によって分断される不穏な世界が描いていた。でも、少年が少年らしく遊んだり恋をする姿も描かれている。この二つの要素が同居していることを”躍動する少年”と”剣と盾”で表している。見事な写真だと思う。ポスターが欲しくなるけど、見るたびに分断の暗い要素に引き込まれてテンションが下がりそうなので止めておこう。

エンドロールを見ていると感情が込み上げてきて涙が出てきた。(正確に言うと、涙は堪えたけど鼻水がドバドバ出てきた)悲しいとか嬉しいとかの一つの感情ではなく、喜怒哀楽が混ざった感情だった。それは分断の悲しい世界の中でも、少年の楽しんでいる姿を見ていたからだと思う。子供は遊びや勉強や恋の目の前のことだけではなく、大人達の不穏な空気を読むこともできる。分断の規模は小さいけど、自分も両親が喧嘩したあとの空気は分かった。あの頃の感覚を少し思い出した。子供って、よく見てるし、察することができるし…。

大人は行動に気を付けよう!
はい!気を付けます!

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