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MOTO LIFE HACK6

バイクにも乗れないこんな時期だからこそ整備が捗る!という事で今回はバイクのガード類を自作してみました。

SL230は最低地上高も低く、クランクケースの横幅があるので、轍とかにも引っかかるし、最悪割れてしまう事もしばしばです。

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ノーマルの薄っぺらなアンダーガードでは心許無く、バイク買ってすぐに社外品の力蔵のアンダーガードを付けていました。下からのガード力はあるけどサイドの守りが弱いのが唯一難点でしたが、2年ちょっとでこんなになるまで頑張ってくれたので、とても良いガードでした。流石にボルト外したら開ききっていて再度装着は不可能だったのでこれを機に自作ガードで強化しようと思います。

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身近にある物を使って行うMOTO LIFE HACKなので、安くて手に入りやすい素材という事でまな板を使います。Amazonで1枚700円くらいでした。厚みも1cm位とガードとしては申し分ないですね。

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ちょっと前にチェーンガイドが壊れた時に、既にまな板で作った事があるのですが、白いまな板だと固いのですが粘りが無く、強い衝撃があった時にたわまずに折れるというのがネックでした。

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それでもと、見た目的に黒い方が格好も良いので、試しに黒いまな板を買って切り出してみたら、こちらはかなり粘りもあって素材として良好な雰囲気です。

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自作ガードを作るのに、流石にまな板だけでは大きさも足りないし、曲げ加工が上手くできるかも分からない…。という事で、新品のガードにボルト止めで拡張するという手段を考え、現物合わせで切り出して穴あけ、ボルト止めでこんな感じになりました。

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使った工具はドリルやホールソー、そして挽廻鋸ですね。この鋸だとカーブさせて切る事も出来るし、目の粗さも目詰まりせずにサクサクと加工出来て助かりました。

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車体に装着させた様子です。まあ、どうせボロボロになるので断面とかは適当ですw けど、張り出したクランクケースをしっかりとカバー出来たのではないかと思います。

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一番上部の部分はフレームにホームセンターで買ったL字金具を穴を拡張したり、切ったりして付けました。まあ、ここはそんなにぶつける部分ではないので、いざという時に1回守れれば良し。

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ブレーキペダルはそのままだとぶつかってしまって踏めないので、とりあえず調整ボルトで上まで上げて何とか踏めるようにはなってます。ダメそうならカットするなりしようかと。

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クラッチワイヤーの取り回しがまな板の厚さ分キツくなってしまい、適当にホールソーで空けた穴を通すだけでは装着出来ない状態に…。仕方なく角の部分とか削ったりして付けてますが、金具とフレームの間を通せば良かったかも。

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あ、ついでにワイヤーも新品にしたのですが、ワイヤに注油する時はこんな風に入り口にテープ巻いて吹くと、ワイヤーインジェクターとか要らずに出来ます(小ネタ)

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アンダーガードの他ですが、ちょっと前にリアブレーキキャリパーのサポートの部分を見たら、なんか変な突起があったんですね。で、これは他車種ではディスクガード用の取り付け部だったんじゃないか?と。しかしSL230の場合は穴とか開いてないので、これまた適当に穴開けました(センターズレていますが…w)

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そして、それに合わせて段ボールで型紙取ってから切り出して、軽量化と見た目でホールソーで穴開けてみました。まあまあ、こちらも厳つい感じにw

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最後に端材でチェーンガイドも作り直して完成!

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実際に走ってみないとどれ位使える物なのかまだ分からないけど、無い物は自分で作ってみるっていうのは面白いね。まあ、製品として買えるのであれば性能的には最適解なんだけど、思いついたらやってみたくなるよね。って事で、まな板を使ったMOTO LIFE HACKでした!

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