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あなたはいい人に見られたいですか

『いい人』

性格がいい人
雰囲気がいい人
感じがいい人

いい人といっても、いろいろな種類がありますよね。

あなたは『いい人』って言われたいですか。

今回は、まだ自分軸で生きられていない頃のわたしが『いい人の仮面』にふりまわされていた話をしますね。

いい人に見られたくて、自分を犠牲にしていた頃の話です。


わたしは第一印象がいいのです。

「いい人に見える」
「ニコニコしていて感じがいい人」

そういった印象だそうです。

でも実のところ、ニコニコしているのは人見知り故の自己防衛。
ニコニコの仮面をかぶっているのです。

口調もゆっくりなので穏やかに感じるようです。

しかし、いい人そうに見られるのは、面倒なことの方が多い気がします。

なぜなら、相手の心には『いい人』のわたしが勝手に育っていくからです。

相手の妄想の中で育ったわたしは、だんだんと都合のいい人になっていきます。

「こんなことしても許してくれるはず」
「こんなことは言わないはず」

となるのです。

そして『本当のわたし』とのギャップを目の当たりにして

「そんな人だとは思わなかった」

という裏切られた感満載の攻撃が始まるのです。

当時のわたしは
「勝手に勘違いしてるくせに」
と腹立たしく思いました。

しかし今となったら、なんでこのような問題が起きるのかはよくわかります。

本当のわたしで生きていないからですよね。
自分の軸がブレブレだったのです。

良く思われたくて、先回りして相手の欲する言葉を言ったり、「ちょっと違う」と感じても「そうだよね」と共感するふりをしたり。

嫌われたくないわたしは臆病者でした。

ある上司から
「強いのに弱いフリをしているからキツく当たられるんだよ。もっと素の自分を出せばいいじゃない」
と言われました。

それからいろいろ必要な学びを経て、わたしは自分軸で生きられるようになってきたと思います。

『これがわたし。それ以上でも以下でもない』

このわたしで今、目の前のことに集中して、自分のできる限りのことをやろう。

そう腹をくくったら、こわいものも無くなってきました。

人見知りは治らないけど、今は『欠点こそ魅力』そう思えるようになりました。

人の顔色を伺うこともありません。
他の人から過度な期待をされることも無くなってきました。

本当の自分を隠していたら、本来いっしょに歩んでいく仲間にも出逢えませんよね。

正真正銘、自分のエネルギーをドンと出して、同じ波動で同じ方向性を持った仲間とステキな流れに乗って行きたいです。

【おまけ】
自分軸からブレているときは、たいてい声が少し高いので、下っ腹(丹田)を意識して低めにゆっくり話すと中心に戻ってきます。

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