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僕が思うこれからの社会

現代は豊かです。豊かさとは生産性の高さだと思います。わかりやすく言うと100人で1トンのお米を育ていた時代より機械を使って1人で1トンのお米が作れる時代の方が豊かなのです。その農家は1人で昔の100人分のお金(価値)を得ることができるのです。そんな風に技術の進歩によって生産性の向上が図られ、所得が増大していきました。

これからも生産性の向上は続くでしょう。本当に食うだけなら今でも8時間労働×週5時間も必要ないでしょう。時給1000円で1週間4万円です。1週間で4万円食事に費やすのは贅沢ですよね。まぁそんな感じで生産性の向上は今後も続いていき、人間は生きるのがよりイージーになっていくと考えられます。そこで僕が良いなと思うこれからの働き方をご紹介します。

なるべく自動化してお金を稼ぎ、お金をシェアする働き方です。僕が経営してるECのKETONなんかもそうなんですけど大抵のWEBサービスは運営を自動化しようと思えば本当に手間がかからないんです。翻訳サービスなどwebサービスは特に自動化しやすくて、リアルなモノを扱うECサイトですら自動化ツールを使えばかなり自動化できます。そこで僕が提唱したいのはそこで得た収益を国民に配当しよういう考え方です。自分が稼いだお金を他人に渡すなんて普通はしないですよね。だけど、少し見方を変えるとボランティアや非営利の団体も同じようなことをやってます。働くことの本質は他者貢献だと思っています。稼いだお金もまた他人にシェアするのは本質的でもあるなぁと思います。話が変わりますが、中東の産油国の国民が猛烈に働かなくても豊かな生活ができるのは石油が出るからです。石油という皆が欲しがる価値あるものが自動で出てくるのです。それを売るだけ。油田を国が保有して石油を外国に売る。石油を売って儲けたお金を国民に配当しているイメージです。このお陰で働かなくても豊かな生活ができるのです。勿論日本には油田はありません。代わりにwebサービスが油田です。それを自動化して収益を得る。そのお金を国民に配当する。これも似たようなことだなぁと思うんです。

これは生産性が上がった現代だからできることなのだと思います。18世紀後半に産業革命で飛躍的に生産性が上がりましたが、ご存知の通り当時は機械+人手を必要としていました。ただし現在はもっと進んでいて翻訳サービスなどのwebサービスはほとんど人手を介さずに運営されお金を生み出すのです。先ほどの油田と一緒です。

誰もが忙しく働かなくてもお金が手に入るってめちゃくちゃ豊かだと思いませんか?資本主義は人間の持つ競争心や富の収集性を利用したシステムですが人間の性質はそれだけでは無いのです。人間の富の収集性を満たす脳への報酬ほど強い誘引(インセンティブ)は無いかもしれないけど、お金をあげる・もらうで生じる助け合いでの感謝「ありがとう・ええんやで」の幸福感や満足感を脳の報酬にできると思います。SNSの「いいね」に近い考え方かも知れません。毎月数万円自分の懐に入れるより、シェアしてたくさんのフォロワーとわいわい楽しんだり「いいね」をもらえる方が幸せな人もいるでしょう。ゆとりっぽい考え方ですが、今は丁度ゆとり世代(13ー30歳)が社会を担う時代ですので意外と機能するのでは無いかと思います。

まとめると、お金は使おうと思えばいくらでも使えますがその私欲を少し抑えてwebサービスなど自動で稼いだお金を国民に配当するのはありなのでは無いかと思います。勿論僕も取り組んでいくつもりです。

当然従来通りお金を稼いでそれを投資してイノベーションを生み出す働き方も大切ですので全部が全部収益をシェアする働き方をする必要は全くありません。ただ、お金を自動で生み出してそれをシェアすると言う考え方は面白いし、次に来るであろうAI時代はそれがより顕著になると思います。

僕自身お金を自動で稼いで皆んなにシェアするよ、と言う宣言も兼ねて書いてみました。皆さんも一度考えてみては如何でしょうか?

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