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浮気されるってエグイから嫌だ

意識だけ高い系の私、電車の中でずっとスマホをいじっていると意識が低く見えるんじゃないかと思って、なるべくスマホには触らないようにしています!

なので私は学生の頃から電車の中ではポッドキャストを聞いています。
(一旦再生したらなるべくスマホをいじらない!)

ポッドキャストは欧米ではめちゃくちゃ一般市民に浸透しているらしいのですが、日本だとあまり聞かないですよね・・・とりあえずインターネットラジオみたいやつです。

しかし。

少ないテレワークの日を除いてほぼ毎日電車に乗る訳で、さすがにそこまで試聴するエピソード数はなく、時々ネタ切れになってしまいます。

そんな中、家の中でホコリをかぶって使われていないKindleを発見!

確か妻が2,3年前に買って全然つかってないやつ。

そうだ、Kindleで読書するのもアリだな!と思い、ここのところ読書サラリーマンと化しています。

なぜか村上春樹の読破を目指している

学生の頃に読んで面白かった本をいくつか思い出して、早速それらを読んだのですが、意外とすぐ読み終えてしまいました。

さて、これから何を読んでいこうか?

と考えた時、前々から気になっていた村上春樹氏を思い出しました。

というのも新卒時に勤めていた会社の上司が村上春樹氏の大ファンで、「○○って本読んだことあるか?その中で○○ってのがあってな、今の状況はまさにそれと同じだ」とか、ことあるごとに村上春樹氏の本の話をされて、めちゃくちゃ記憶に残っていたのです。

だけど私、日本文学の文調があまりシックリこなくて、なんとなくずっと海外文学の和訳ばかり読んでいました。

という話を上司にしたところ「だったら尚更村上春樹読むべきだよ、和訳調の第一人者で読みやすいはずだよ」と言われ、8,9年越しに彼の勧めにしたがい村上春樹氏の本を読み始めたのです。

ここからが本題

さてさてながーい前置きでしたが、ここからが本編です。

こちらの素晴らしいサイトにて推奨されている順序で村上春樹氏の本を読んでいるのですが、大分読み進めていて今は「騎士団長殺し」を読んでいます。

それで。

彼の物語の中で印象的なのが「妻(あるいは気になる人)に浮気される」という話が何度か登場するのですが、すっごい具体的に細かく描写されるので、嫌でも自分が妻に浮気されたら?って想像しちゃうんですよね笑

私は元々いわゆる「束縛が強い」系男子です、それが理由でお付き合いがうまくいかなかったこともあります。

だから自分の彼女なり妻に他の男性と親しくされるのはかなり嫌です。

とはいえ結婚して7年経ち、付き合い始めてから10年以上経過しています。

束縛系男子だった私も良く言えば心が広くなったし、悪く言えば関心がなくなってきました。

子供が生まれる前は妻が会社の飲み会に行く機会だってたくさんあったし、もちろんその場には男性もいます。

でもいちいちそんなの気にしていられないし、段々慣れてきた自分もいました。(ちょっかい出してきた男がいた、という話を聞いて少し得意げになったこともあった気がする)

それに妻は今妊婦だし、さすがに妊婦に手出す男なんていないだろとか、よりによって妊娠中に妻だって不倫する気起こさないだろとか、高を括っている自分もいます。

※興味本位で「妊婦 浮気」って検索したら色々出てきますね、こりゃうっかりしてられん!

やっぱ妻を大切にしないと!って思った

「妻に浮気される系」の一例は『ねじまき鳥クロニクル』

浮気のされ方がエグイ!

とはいえ紆余曲折あって単純に「浮気されまくってヒドイよぉ」では片づけられないのですが・・・

本の内容について言及すると壮大過ぎて処理不可になるので、この辺にしておきましょう。

何を言いたいかというと「浮気なんてされないだろ」と高を括っていた自分ですが、こうやってリアル且つエグイ描写を目の当たりにして「やっぱ絶対に妻にこんな風に浮気されたくないから大切にしなくちゃ!」と思いました。

自分だけの妻が他人に奪われるってのは、かなりシンドそうです。

個人的には心・精神の繋がり云々よりも、肉体的に自分以外の男と交わられるってのが想像上のダメージはデカいっす。

俺としか共有していない(少なくともここ10年くらいは)超プライベートなことを他人に許してしまったのかよ・・・と、憂鬱になりますw

これらの本を読んでいなかったらまずこんな事を考えることはなかっただろうし、妻の大切さに気付いてよかったなと思う次第です。

余談

ちなみに余談ですが、学生の頃のバイト先のダニエル先輩(仮名)について。

彼は生粋の束縛系男子で、お互いに共感できることがたくさんあってめっちゃ親しくさせてもらっていました。

しかしダニエル先輩と私を隔てるものが一つだけあって、当時私は他の女の子に全然興味がなかったけど、彼は彼女をめちゃくちゃ束縛する一方で自分は浮気しまくるのです笑

別に「俺は紳士で潔白で素晴らしいでしょ!?」なんていうつもりはなくて、そりゃ今となってはいくらでもほかの女性に興味あるし、もし機会があれば・・・なんて想像だってします。

だけど自分が趣味に使いたい時間を天秤にかけると、浮気なんてしてる暇ねえよってのが本音です。

とはいえ・・・

こちらから求めなくても女性側から言い寄ってくる機会もあるんじゃないかい?と、おふざけ9割で期待して待っているのですが、そんな機会に1mmもかすったことがありません笑

不思議なもんですね。

人には人生に何回かモテ期訪れるっていうけど、俺はまだこないなー。

まとめ

ということで村上春樹氏によるエグイ浮気の描写を目の当たりにして「やっぱ浮気されるの嫌だし、妻を大切にしよう」と思った話でした。

それではまた!

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