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弟が出来た長男の様子について

次男が生まれてもうすぐで二か月です。

「二人目の子供が生まれると一人目の子供の心のケアが大切だよ~」とよく言われたのですが、実際に体験したことを綴ってみようと思います。

生まれる前

長男は4歳でしてもちろん妊娠時点から「弟が生まれるよ」とは伝えていました。

ちなみに保育園の周りの友達は兄弟持ちが多くて「自分も兄弟が欲しい」的な発言を本気なのかどうかわかりませんが、よくしていました。

「ぼくが赤ちゃんをお世話するんだー」という発言をよくしていて、本当かいなーと笑

ママのお腹がどんどん大きくなるので長男としても弟が生まれることが少しずつ現実味帯びていたようですが、生まれる前は私が思っていたほど言動に変わりはなく、「ひょっとすると巷で言われている程影響はないのかな」と思ったくらいです。

生まれた後

とにかく好奇心がくすぐられるようで、ひたすら次男にちょっかいを出していました笑

次男の色んなところを触ったり、顔の色んなところにキスしたり、カワイイ言動ではあるのですが、いかんせん力加減が分からないので強く手を引っ張ったりで目が離せません。

そんな感じで好奇心的にちょっかいは出すのですが「ママを横取りされた嫉妬心から攻撃する」的なことは当初あまり見受けられませんでした。

家族4人での生活が安定してくると

元気いっぱいな男の子なので家中を走り回るのは日常茶飯事ですが、4歳になった頃から段々と言動も安定していました。

振り返ると次男が生まれる前あたりの頃はかなり安定していて、日常生活を送るにあたり大分楽になったなーと感じていたことを覚えています。

でも次男が生まれて4人体制での生活が割と馴染んでくると、だんだんと長男の言動も変わってきました。

ここのところあまりやっていませんでしたが、ソファに乗っかって荒々しく飛び降りたり、ママの顔を乱暴に触ったり、ごはんを食べたがらない、食べても自分で食べたがらない(食べさせて欲しいと言う)、お風呂に入りたがらない、などなど。

それと親族が家に遊びに来た時はなかなかの暴れっぷりでした。まぁあれはちょっとかわいそうでしたけどね。

みんなどうしても生まれたての次男をカワイイーって言いますから。その日はいつもに増して長男を可愛がっていたのですがやはり嫉妬心があるようで、事あるごと暴れていました。

モノをテーブルから落としたりとか、モノを投げたりとか、あれこれ。

こういったことってみんな卒業して安定してきていたんですよね、次男が生まれる前は。

これが俗に「赤ちゃん返り」とか、そういう事象なんだろうなと思った次第です。

よく言われることを心掛けたけど

こういった状況になるであろうことは予想していたし、対処法も一応考えていたつもりでした。

ネット上にも対処はたくさん出回っていて、要は「長男の優先順位が一番だよということをちゃんと伝えてあげる」ということだと思います。

長男も自分の優先度を懸念しているようで実際、ママに「僕と○○(次男)がお店で売ってたらどっち買う?」と聞いたようです笑

なんか切ないような面白いような、なかなか複雑な心境に私はなりましたが、これがきっとリアルな彼の心境なんだと思います。

セオリー的な「もちろん○○(長男)を買うよ!」と答えてあげるのが対処方的にベストだと思うのですが、なぜかここで妻は「両方とも買うよ」と答えてしまったらしいです。

なんでやねー-ーん笑

私も頑張って長男が一番なんだぞ、と伝えているつもりではあったのですが、今振り返るともっと単刀直入に、わかりやすく、ハッキリと伝えてあげるべきでした。

とある出来事がキッカケで

年末の休み中に長男のあらぶりがいよいよ頂点を迎えまして、私もかなり参っていました。

少しずつ次男に対しても攻撃するような場面もあってアカンなと。

でもとある日、次男がぐーすりと昼寝していたので長男とママで塗り絵をしたり、お買い物ごっこをしたりとても楽しそうに過ごしていたのですが1時間程過ぎると次男が起きて泣き始めました。

これが長男的には自分の幸せな時間に水を差されたようでして、次男の上に乗りかかって攻撃しようとする素振りをしました。

もちろんやめなさいと止めたのですが、私も募った思いが色々とあり長男に素の思いを話しました。

・ママと楽しく遊んでいたのに急に弟が泣いてやめないといけないから怒ったのか?

・できればママもパパもずっと長男と遊んでいたい

・弟はまだ話せないし、歩けないから一緒にお出かけもできないし、公園で遊んだりもできない

・だからパパは○○(長男)と一緒に遊ぶ方が楽しいし、長男と一緒におでかけしたりごはんを一緒に食べるのが大好きだ。次男とは何もまだ一緒にできない。

・次男とはまだ思い出もないけど、長男とは色んなところに遊びにいった楽しい思い出がたくさんある

・○○(長男)は一番目の子供。もう少し大きくなったら2階の部屋の一つは君のものになるし、次男よりも先に君が選べる。

・次男は自分で何もできないからずっとお世話しないといけないけど、本当は○○(長男)とずっと一緒に遊んだりごはん食べたりお出かけしたりする方が楽しいし幸せなんだよ

的なお話を一通りしました。
ちょっと弟には申し訳ない話もあったかもしれないけど、割とリアルに私が感じていたことです。

弟も可愛いけど、やっぱり長男とは4年間一緒に過ごしてきた思い出がたくさんあります。
弟とはまだ2か月しか一緒に過ごしていないし、まだまだ未知なことばかりです。

という話をしたところ長男として少しは納得できたところがあったようで、その日を境にちょっと落ち着きを取り戻しました。

それと意外だったのが自分の部屋云々の話をしたら、それからしばらく二階の部屋で遊びたがったことです笑

普段はずっとリビングで過ごしていますし、二階の部屋で過ごすことはあまりありません。

2階には3部屋あって、1部屋は私の部屋で残りの2部屋は長男と次男の将来の部屋にするつもりで取ってあります。

なので物置的な部屋になっていたのですが、長男が「この部屋で遊びたい!」というので荷物をどけて整理して遊べるようにしました。

想像するに「僕だけの部屋がおうちにあるんだ」、「弟よりも先に自分の部屋を持てるんだ」という優越感なり安心感なり、何かしらポジティブなものがあったのかもしれません。

まとめ

という先週の出来事の後、今週はかなりお利口さんに過ごしてくれています。

ママに変なこともしないし、弟を攻撃するような素振りも見せないし。

以前の投稿でも触れた通り11月と12月は私が育休で家にいましたが、今月から復職していて朝の身支度やら保育園への登園など、ママ一人での対応になります。

そのあたり長男としても多少空気を読んでお利口にしてくれているのかもしれません。

何はともあれ巷でいう「長男が一番だということを伝える」ということが、なかなか難しいということを体感しています。

年末の件でかなり納得してくれたのではないかと思いますが、今週も毎日「一番大好きだよ」と伝えるようにしています。

このまますんなり~と行かないかもしれませんが、次男誕生二か月時点での長男との関係性を綴ってみました。

また機会があれば書いてみようと思います。

それではまた~。

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