コピペチェックツールから考える文章の意味

副業でライターをやっております。構成案を示されている状態で、本文の執筆をするのですが、そのときに無料のコピペチェックツール(もうこのサイトが何かのコピペみたいな)を使って一致率や類似率を報告しないといけない。これがひどくわずわらしい。

コピペのような文章しか書けない、のではなく、構成がひどいので、コピペ率が上がってしまいがちという罠があるのだ。文書のタイトルがもうありきたりな「○○はできる?できない?」で書いてくださいとか、「○○とは何?その特徴は?」とかで始まる。もうそのタイトルの時点でアウトじゃんと思ってしまう。

本文も、文字数が多ければ多いほど、コピペ率は低くなるだろう。でも、基本的にあのコピペチェックツールは、詳細の画面を見ればわかるけれど、文字数を多くすれば多くするほど一致率が下がるというわけではない、使われている言葉の組み合わせが頻出であれば一致率があがるのである。だから、構成の中で、小見出しがよくあるパターンの言葉だと、どうしようもない。しかも全体の文字数をふくらませてなんとかしようと考えると、依頼されている文字数が少ないので、どうしようもない。オーバーした分の文字数には報酬が発生しませんとなるものだ。

どうして、こう同じようなテーマで文章を書かせるのだろうか、と不思議に思う。副業だからそういうものでしょうで終わってしまうのか、果たしてそのような文章は、将来的に価値がなくなるのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?