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保育士さん(候補)ありがとう


児童館まつりなるものに参加した。
元小学校を利用した施設で、工作やゲームなど色々な出し物を楽しめるイベントだ。

抽選になるほどの人気だったらしい。

すごく綺麗な施設でエレベーターまであるのに、学校としては使われていないところを見ると、少子化の波を実感する。
新しいのに学校が合併してしまうケースは結構あるらしい。



工作が好きな娘はブースを次々回って大満足だった。

大学生くらいの若いスタッフさんが沢山いて、聞くと保育科の短大生だそうな。

短大生の雰囲気がすごく良かった。

子供たちにとっても優しくて、大好きなのが伝わってくる。
それだけじゃなくて、自分たちも全力で楽しんでいるのがいい。
文化祭のような空気感だった。


入り口でひたすらジャンボリミッキーを踊っているグループもいて、たぶんそんな役割は無いんだろうけど、空気感を盛り上げる効果はばつぐんだ。

カプラ、というジェンガみたいな積み木で大作を作っていて、子どもたちから羨望を受けていた。


保育の不祥事が目立つけど、保育士になろうと思って勉強している人はみんな純粋で子供が大好きな人ばかりだ。
実際に触れ合ってみると本当に素晴らしい子たちだと思う。
自分がおじさんになっただけかもしれないけど、頑張っている学生は輝いて見える。

保育士に限らず、普通の会社だって夢を持って入った人がおかしくなってしまうのは組織の責任だし、社会の責任だよね。

時間と心と身体とお金に余裕がない状態では、弱い存在に八つ当たりしたくなるものだ。

保育士さんは一番身近に大人なしでは生きられない弱い存在がいるから、追い詰められたら一定数児童いじめが起きてしまう。

保育士さんたちに感謝の気持ちを持って、今日みたいな雰囲気で毎日仕事をしてもらえるような社会をつくりたいよね。
そう思えた今日は、良い日でした。


みんな眩しいな、やけに眩しいなと思っていたら、市の広報がバチバチにストロボを焚いて連射していた。

こんなに明るいのになんでなんだろう?報道はストロボ焚かなきゃいけない戒律でもあるのかな?
ストロボの連射は目に優しくなかった。


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