『海のシンバル』書籍化プロジェクト
まえがき
3.11が他人事だった人を抉る小説です。
長さは5万字、
ご存じの文庫本の半分くらいに、
ぎっしり詰まっています。
評判を集めた一作ながら、
幻冬社と文芸社の人たちは題材の都合か作者の知名度かで及び腰らしく、(※1)
作者の久々原さんから資金をクラウドファンドに頼ると聞きました。
すぐに私も協力を申し出た。
全国の書店に届けたいからね。
リンク(1度目)
作者ツイッター→ https://twitter.com/kya3tu6zyrwtm4r
クラウドファンド→ https://camp-fire.jp/projects/543507
作品(カクヨム)→ https://kakuyomu.jp/works/16816700426955471551
作品(小説家になろう)→ https://ncode.syosetu.com/n3778gt/
ハザードマップ→ https://disaportal.gsi.go.jp
冒頭で他人事だった人を抉ると言いました。
私にも他人事です。
東京の家で遅くまで寝ていて、
そろそろ体を起こそうとした頃に。
地震を示す音と匂いに続き、
大きく長く揺れて、
普段なら何もない我が家にも物が落ちる音が起こりました。
しかし被害はありません。
windows95のブラウン管を元の位置に戻して、
被害状況の確認をして、すぐに普段通りの暮らしに戻りました。
私が何事もなかった一方で、現地では本人事です。
家を失っての避難生活とか扇情的な名札を並べても、
具体的な行動が何も想像できない。
本当は可能かもしれないが、
一人で精度を高めるには時間と体力がいくらあっても足りない。
出来事は世界中で起こり続けているので、
ひとつを特別扱いして資源を注ぎ込む利点がない。
ならばただ諦めるか。
もちろん違う。
各人間は他の各人間を頼って発展しているのに、
自らが頼る価値なしになる利点がない。
何らかの方法で具体的な行動を想像します。
適切な行動を選ぶために必要な材料にするために。
方法のひとつが疑似体験で、
依代のひとつが小説です。
他の各媒体と比べて内心を伝える手段が多く、
目的に対し効率がよい。
以上が私の『海のシンバル』を推す理由です。
私は実用性を最も重視する文化圏にいるので、
これを私の役割として、
情緒を見せる紹介は他の人を頼ります。
さて私は冒頭で、
他人事だった人を抉ると書きました。
もちろん私自身も抉られた。
視点人物の磯辺くんは、私で、君で、これから読むすべての人だと思ってね。
必要な道具を全国の書店に届けたい。
同じく届けたくなる人間が増えていくと信仰しています。
クラウドファンドの返礼には図書館への寄贈もあり、
こっちもきっと役に立つ。
ご静聴ありがとうございました。
私からは以上です。
リンク(2度目)
作者ツイッター→ https://twitter.com/kya3tu6zyrwtm4r
クラウドファンド→ https://camp-fire.jp/projects/543507
作品(カクヨム)→ https://kakuyomu.jp/works/16816700426955471551
作品(小説家になろう)→ https://ncode.syosetu.com/n3778gt/
ハザードマップ→ https://disaportal.gsi.go.jp
注釈文
※1 私は「幻冬社と文芸社の人たちは題材の都合か作者の知名度かで及び腰らしく」と書きました。
事実なのは幻冬社と文芸社である部分だけで、そのあとは断片的な情報からの推測です。
私が書きました。面白いツイッターもよろしくね。 https://twitter.com/key37me