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海のこと:フラットアース自然誌

自然のことも書きたい。
そもそもなんで海なんてものがあるのかがよくわからない。ただ海水は塩水なので、それによって地上の電気的事象と関わってくるのではないかということは、比較的容易に想像できる。それでもどのようにして、何と、関わってくるかまではまったくわからない。あともうひとつ、塩水であるという点では、海流が関わってくるというのもある。塩分濃度の差によって海水が分離されることによって海流が起こるという説明がある。しかしなぜ海流は流れるのかというのは、現行科学では主に風によるものだという説明であるが、本当にそれで良いのかは疑問ではある。しかし仮に風が原因だとしても、風が吹くメカニズムは地動説での説明しか無い。

潮汐のメカニズムもまた現行科学では万有引力理論を必要とするために、ほとんど手がかりがない。かつてメルカトル(そう、メルカトル図法のメルカトルだ)が北極点を探検した際に、そこで大きな磁石の黒い山を見、その麓では海水が吸い込まれていたという記録があるというYouTube動画をエリックデュベイが出していたと思うが、もちろんこれもよくわからない。もし本当なら潮汐はそういうふうにして起こっているとしても良いが、実際に見るまではなかなかそういうわけにもいかない。実際に見たとしても(本当なら見てみたいね)、それと潮汐を単純に接続させて良いのかはまた別である。

深海、または海底についても謎しかない。最深の海底部はマリアナ海溝と言われているが、本当に海の底は閉じられているのかも一般人にはよくわからないし、そこに何があるかも全くわからない。というのもひとつ大きな嫌疑があって、なんとNASAの宇宙飛行士として宇宙に行った人物や南極点に到達した人物が、マリアナ海溝最深部にも到達している歴史がある。本当にそんな場所があるのか誰にもわからない。一般的に、宇宙と深海はしばしば対比される。人類は宇宙よりむしろ深海の方がよくわかっていないという言い方もある。宇宙に行った後の前澤社長も「次は深海だ」みたいなことを言っていたし、実に空気が怪しい。僕らが観察できないという点では、深海は実に宇宙以上である。宇宙は空を見上げれば観察できるが(そして宇宙は、少なくとも現行科学の言うところの宇宙空間は、無い)、深海は潜るしかなく、それは簡単では無い。とはいえ、天高くどこまでも上昇することができないという点では同じといえば同じだが、気軽に“チラ見”さえできず、ヒントもないのが深海であるようには思える。

この世界がデザインされて設計されているとして、おそらく製作者はこの世界に、その意図に沿って、なんらかの撹拌作用を起こしていたいのだとは僕には思える。潮汐しかり、海流しかり、また風や天体もしかりである。それらはこの世界のなんらかの要素をそれぞれに攪拌している。それはちょうど日本の国産み神話で、まず最初に神が混沌とした地上をかき混ぜたことに似てはいる。


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