イーフラット

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フラットアース(地球平面説)についてです。主にツイッター(https://twitter.com/KeyInEb)で活動しています。

マガジン

  • 平面ゾンビーズRenaissance

    2024年3月あたまから4月あたままでの書きものです。

  • もういちど自然哲学からわたしたちはやりなおす

    2024年1月下旬から2月下旬のあいだの書きものです。

  • ベスト盤

    よく読まれている記事やぜひお読みいただきたいものをセレクトしています。

  • フラットアース自然誌

    フラットアースの見地からの自然誌的な書きものです。

  • 平面説の路地裏から

    書きものです。

最近の記事

自転はゆっくりか爆速か

爆速である。これは間違いない。球体派はしばしば「24時間でたった1回転なんだからそんなゆっくりの回転を体感できるわけない」みたいなことを腐りかけの福神漬けみたいな顔で言うが、完全な戯言である。彼らは神目線でそれを言っている。彼らはまるで手に持ったテニスボールを1日かけてくるっとさせるのと同じような感覚でそれを言っているのだ。でもそれならたしかにわかることも事実ではある。それはたしかに"ゆっくり"だろうからだ。そこでの彼らはその身体存在を喪ってしまっていることに気付いていない。

    • 身体とユニヴァース

      身体を宇宙と見立て、お互いに対応関係にあると見做す考え方は古代だけでなく、現代の東洋医学やインドなどでも見られる。ここでの「宇宙」とはつまりいわゆるユニヴァースという意味での宇宙だ。あるいは天だ。または天と地のシステムそれ自体のことだ。要するに現行の科学体系は「科学」という様式をとってその「天と地のシステム」を書き換えて捏造して代わりに置いた、と言えなくもない。特に宇宙空間に関しては完全な捏造でしかないが、そうすると仮にもしも身体が宇宙と対応関係にあるならば、身体に関する知識

      • わからないことを赦せるかフラットアース

        フラットアース論はとにかくわからないことが多い。太陽はどんなふうになっているのか、星はいったい何をしているのか、南極のいちばん奥はどうなっているのか、天蓋はほんとうにあるのか。そして、そもそもこの"場"はいったい何なのか(この言い方はツイッターでおおばやしさんが使っていた。場、いい表現だ)、神あるいは造物主はほんとうにいるのか。しかしこの「わからなさ」の実情は、実のところ現行科学で説明されていた部分が一転して途端にわからなくなったことに起因する現象でもあるとも言える。たとえば

        • 第一回ミンナ教学概説A

          さて"みんなが正しい"と考えて生きて死ぬのが良いとされる宗教であるミンナ教について知ってゆく行為全般のことを僕は「ミンナ教学」と呼んでいる。2021年の春にこのミンナ教という仮説をドドーンと打ち立てて以来、僕はミンナ教における概念をいくつか発見し、それを表現するための専門用語をいくつか発明したので、今回はそれについて簡単に解説したいと思う。もちろんミンナ教学もまたひとりひとりによって為されるものであり、必ずしも僕のミンナ教学のかたちがいつもいつも正しいと言うつもりは全くない。

        自転はゆっくりか爆速か

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          10本
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          8本
        • 2021年、秋、フラットアース界隈
          3本

        記事

          コロナとミンナ教と私 ~真実はブサイクでも真実~

          コロナが存在していないことにほとんどの人が気がついていない。これはとんでもないことである。もはや見慣れた光景ではあるが、実際にはとんでもないことだ。こんな簡単な話がわからないというのはちょっと尋常ではない。僕がコロナが無い可能性に気がつき、その最終判断を下した(そのとき僕はハラリとマスクを外したのだった)のは2020年の4月の終わりだった。この頃はまだ僕は地球が丸くないことも知らないし、周囲の人たちがコロナが無いことにこのさき延々と4年も、あるいは永遠に気がつかないかもしれな

          コロナとミンナ教と私 ~真実はブサイクでも真実~

          What is "現代フラットアース”?

          フラットアーサーのあいだでは、ときどき「現代フラットアース」という言い方をすることがある。とはいえ特に厳密に定義が決まっているわけでもない。人によって、また場合によって、指している範囲が微妙に違ってはいる。でもそのことによって意思疎通に混乱が起きるということもない。今のところないと思う。とどのつまり、中世の西洋でのかつての平面説や仏教の須弥山説、また世界各地に残る神話などをベースにした話では無いよ、現代の現在の文脈だけで今は語っているよ、というようなことを改めて示すときなどに

          What is "現代フラットアース”?

          平面説における南極の白夜

          平面説では世界の中心は北極で、周囲が南極である。南極は現在伝えられている形状では実在しておらず、この世界をぐるりと囲んで海水を保持している。するとちょうど現行の世界地図における北極中心の正距方位図法のようになるが、これは主に太陽の周回(日照の範囲)から導き出されるもので、もちろんその様子の全体を見た人間は(少なくとも一般人では間違いなく)ひとりもいない。あくまでも理論上の帰結である。これに実観察は無い。しかし航空機の飛行経路をここに当てはめると、球体地球では一見不可思議な遠回

          平面説における南極の白夜

          フラットアースムーヴメントの175周年に寄せて

          いま僕らがインターネットで目にしているフラットアース論はいわば球体地動説が一般に定着した後の文脈こそのものであるとしたなら、フラットアースは今年2024年で175周年になる。これは起源をサミュエル・ロウボサムが平面説を説いた1849年の著書『ゼテティック・アストロノミー』に求めたものだ。この本はヴァージョンアップされてゆき、最終的には3ヴァージョンめまで書かれることになるが、まだ16ページほどの"パンフレット"だった最初のヴァージョンのリリースが1849年である。もちろんこれ

          フラットアースムーヴメントの175周年に寄せて

          それでも球体派は被害者である

          少なくともTwitterでは、地球が丸かろうと平らだろうとどうでもいい、というふうに言う人もいる。生活と何の関係もないんだから、と。もちろんそれは文面上だけであって、ほんとうにどう考えているかまでは僕にはわからない。そういう意見の人と直接にやりとりをしたことが無いので、あまり奥の方までは知ることができていない。なので僕としては「地球の形状がどうでもいいという言明はこうこうこういうことを意味するのでウルトラハイパーナンセンスですよ」みたいなことを(リプではなく)ぽつりとひとりツ

          それでも球体派は被害者である

          科学は抜き出す

          科学は全能では無い。これは現代の科学界の俎上においても一応言えることではあると思う。もちろん中には、科学は本来本態的には全能であって、ただ現在の科学が未だ追いついていないだけであると考える向きもあるかもしれないが、それでもやはり科学は全能では無いのではないか。それは地球がほんとうは丸くないのに丸いと見做してしまっていることから言える指摘ではなく、現在の科学の範疇においてもおそらく言えることである。ある程度"節操のある"科学者なら、控えめに肯いてはくれるのではないかとも思いはす

          科学は抜き出す

          「科学」という言葉そのもの

          とかく「科学」とか「科学的」などという言葉を使うと、それはそのまま「事実的」とか、場合によっては「真理的」などというイメージに勝手に頭の中で変換してしまいやすい。これは立派ないわば現代病ではある。またある場合には「計算的」とか「論理的」のように、その理路の筋道がちゃんと通っていることを意味するように響きもする。これまた立派な現代病であるし、あるいは知らず知らずいつのまにか"矯正"されてしまった感覚なのかもしれない。フラットアース説は科学的である。この言い方はある場合には正しい

          「科学」という言葉そのもの

          球体派とハサミは使いよう

          僕がTwitterのフラットアース界隈に参戦した理由はまずはじめに「ここにも支持者がひとりいます」ということを表明しておくためだったのだけれども、それは次第に「自分もまた広めるための何かをしたい」という気持ちになっていった。2020年当初はそもそもフラットアースという単語でさえ目にすることは珍しかったので、まずはそういうトピックがあるということだけは絶対に知られなくてはいけないと思った。もちろんその状況と気持ちは大きくは今でも変わってはいないけれども、2024年現在では少なく

          球体派とハサミは使いよう

          もしも球体派に遭遇したなら

          Twitter等でフラットアース(地球平面説)について肯定的な発信をすると、球体派と呼ばれる人たちがリプをしてくるときがあります。そんなふうにもしも球体派に遭遇したなら、ブロックするかミュートすることをお勧めします。球体派はものを考える技術や技法にうまく親しまず、習熟できず、また向上心も無いというだけでなく、そもそもコミュニケーション能力が欠落してすっぽ抜けていることでも知られています。顔も知らない赤の他人に対して、最初から平気で汚い言葉遣いをしたりします。ほとんどの人はその

          もしも球体派に遭遇したなら

          球体説と原子論と血液循環説

          これは現代のほとんどの人が知らないことだが、地球は丸くなくて宇宙空間というものもまた無い。これは観察によって直接にわかることであり、一般情報によっても間接的にはわかることである。だが現代のほとんどの人がこのことを知らない。巷間よくあるような書籍やウェブサイトでは特に「地球が丸いこと」に関しては、"現在では私たちの誰もが知っていることだが"とか、"今では常識として自明のことで"みたいな言い回しを用いて地球が丸いことは誰にとっても当たり前のことだと語られているのを目にすることがし

          球体説と原子論と血液循環説

          球体派にとってフラットアーサーはそのゾンビである

          フラットアーサーとして僕がメインで活動しているTwitterには「球体派」と呼ばれる人達がいる。彼らはその言動スタイルから言って、いわゆる"アンチ"であり、ときに「球体戦隊」とか「球体戦士」とか呼ばれたりもする。もちろん一般社会では地球は丸いと思っている人が圧倒的多数なので、その人たちも語義上は全員が球体派であるとは言えるのだが、特にSNSにおいて積極的に"アンチ"的言動を為す人達のことを「球体派」とここでも呼ぶ。そしてまた彼ら自身も、自分がその「球体派」のひとりでありフラッ

          球体派にとってフラットアーサーはそのゾンビである

          もういちど自然哲学からわたしたちはやりなおす

          この日本では2020年ごろから、この地面が球状ではなく、またアウタースペースとしての宇宙も存在していないということが徐々に知られるようになって、それまで「科学」と呼ばれていた学問界の提出する見解が間違っていることがわかって、それがちっとも"科学"なんかではなく、ただの"宗教"でしかなかったことがバレてしまった。とはいえもちろんまだほとんどの人が科学"教"を信じて生きていることは明らかであって、その間違いを発見する糸口を得るチャンスさえなかなか持てないのが現状である。彼らは古臭

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