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自分の動詞を見つけよう:多重知能理論の「音楽・音感的知能」

有賀三夏さんの著書「自分の強みを見つけよう」。サブタイトルは「8つの知能」で未来を切り開く。知能とは、人が問題解決に使う力。人間は8つの知能を持っており、それぞれの知能の強弱がその人の個性(強みや弱み)となる。音楽・音感的知能とは、音のリズムや音程、メロディーやハーモニーといった概念を理解し、使う能力。音楽的知能の強い人は、音楽を好む傾向があるほか、日常の中にある生活音にも敏感。音楽に関するものを習得するのが速い。動詞で言えば、歌う、聴く、奏でる、弾く、刻む、演奏する、作曲する、指揮する、などだろう。演奏の場合なら体や手を細かく動かすので身体・運動的知能と、作詩・作曲の場合なら口語・文語的知能と、それぞれ関わってくる。また、音は数とも関係が深い。たとえば和音のように音同士の組み合わせを聴きとったりするのはパターン認識力と言える。

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