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猫トイレの変遷について-猫と暮らして(11)

猫にとって大切なトイレ

猫は、老いや病気で体が弱ってしまっても、自力で用を足しに行くらしい。

糞尿の臭いは居場所を敵に知らせる。用便は生きる上で必要不可欠なのにリスキー。「大切なおしっこ・うんちは他人に任せられない! 」猫はそう思っているのかもしれない。

猫にとって大切なトイレ。我が家もそれなりに猫トイレについて考えてきた。
どんな商品を買ったのか、どんな工夫をしたのかを簡単にまとめたいと思う。

システムトイレの購入

2016年に我が家に猫二匹(シロとクロ)がやってきた。同居の前から準備していたのがシステムトイレだ。ネットのレビューを見て購入した。

このシステムトイレは、屋根があるタイプと無いタイプがある。屋根有りの方が砂の飛び散りが少ないらしいので、こちらのタイプを購入した。
結果として正解だった。シロもクロもトイレの入り口でうまく用を足している。また、用便後の砂かけも器用にやっている。

システムトイレの利点の一つは、おしっこシートのトレイが引き出し型になっていて、掃除がやりやすい点だ。猫が二匹だと、最低でも週二回はシートを替えないといけない。作業は楽なほどよい。
55 x 40 x 43cmというサイズは、置いた当初は大きく圧迫感も感じたが、骨格の大きいシロクロ(※)にとってちょうどよいサイズだった。
※クロが約5kg、シロが約6kg。一般的な猫よりも大きい方だ。

トイレは洗面台の横に置いており、シロクロは、人がいない間にトイレを済ませることが多い。

猫砂とトイレシート

猫砂やシートは、トイレセット付属のものを数回使ったが、途中から別のものに切り替えた。

トイレをまめに掃除すると、猫砂とシートの費用は抑えられた方がよい。そのため、別の商品に切り替えた。

まず猫砂はリーズナブルな木製ペレットにした。

おしっことその匂いを吸収したペレットは、網からシートにホロホロと落ちていく。一袋10kgなので重いし場所を取るが、臭いを十分吸収してくれるし、何より低価格だったので、長く愛用した。
シロクロはその重さや素材感が好きなようで、トイレが終わると何度もガサガサとペレットをかき集めていた。

シートは、セールにかかっているものを適当に選んだり、店頭で売ってるものを使ったりと紆余曲折あったが、結局山善のシートに落ち着いた。

値段の割に厚く、またマメに交換するので臭いや漏れの問題は無い。普段は1枚だけ敷いていたのだが、夏は猫がよく水を飲み、おしっこの量が増えるので、念の為2枚重ねて使っている。

トイレを2台体制に。そして、そこから生じた問題

友人から頂いた猫トイレ(屋根付きシステムトイレ)を導入し、2台体制にした。猫トイレの理想は猫一匹につきトイレ一つといわれる。2つあることは、シロクロにとっていいことだ。
2匹とも、旧型をメインにしながら新型を併用して使っていた。
それぞれ別々ではなく、二匹でシェアするところはさすが兄弟猫だ。
本当に愛らしい。

さて、2台体制になり、問題が生じてきた。猫砂である。

まず、トイレ掃除の量が単純に2倍になった。
また、飛び散る猫砂が増えて、床にペレットが散乱したり、粉が舞って猫トイレ近くの壁や物について、汚れが目立ってきたのだ。

そのため、2つの対策を取った。
1つ目は猫砂の変更
やや高くなるが、システムトイレ用の猫砂に戻してみた。

木製ペレットと違い、ほろほろに崩れるのではなく、砂がおしっこのフィルターになって、臭いを吸収しなくなったら交換する。
今までのペレットよりやや重いため、飛び散りの頻度がぐっと下がった。
やはり純正品は違うなと思う。

もう一つは縦型トイレの導入。

縦型は、屋根の部分がトイレの入り口になっている。猫は、中でトイレを済ましたり、入り口部分で用を足したりする。そのため、猫砂が外に出ることがない。(肉球にはさまった猫砂が外ではずれることはある)掃除の手間が劇的に減るので、飼い主としてはありがたい商品なのだが、特殊な形なので、飼い猫が使わないケースもあるらしい。シロクロが使ってくれるかどうかが心配だったが、物は試しと思い購入してみた。

最初は、縦型トイレの中に入ったり、入り口の横に座ったりと興味を持ってくれてはいたものの、トイレをしてくれなかった。しかし、用意してから10日ほど過ぎた頃、クロがウンチをした! それを皮切りにシロも使うようになった。もちろん飛び散りはほぼない

頑張って縦型トイレにチャレンジしたシロ。

というわけで、現在は、
システムトイレ&縦型トイレの2台体制
猫砂→ニャンとも清潔トイレ 脱臭・抗菌チップ
ペットシート→山善厚手シート
という組み合わせに落ち着いている。

今後も状況によって変わってくると思うが、とりあえずは今のところでベストだと思う。

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