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この1年の報告 〜2023年6月で25期目を終えて〜

2023年6月末で株式会社レイヤードは第25期目を終えました。
メディアコンテンツファクトリーから社名変更してちょうど1年です。

普段、ブログでの一年の振り返りは年末年始にしているんですが、社名変更からちょうど1年たったという節目でもあるので、この1年とこれからのレイヤードについて少し書いておきたいなと思ってます。
ユーザや取引先には別途私からメールを送らせていただいているので、主に社内向け。

レイヤードとしての1年

毎年言ってる気がするんですが、そんな中でも今期1年は本当に会社にとても変化の年でした。まぁ社名まで変わっちゃってるからね。
7月から新しい社名でスタートし、10月には25年目の会社としてはおそらく初めてB Dash Campのピッチアリーナの決勝に参加させてもらいました。
そして、年が明けた1月には資本提携・資本調達をリリースしました。

今期だけでも20人以上のメンバーが増え、それなりにバタバタに慣れている既存メンバーも今期は特に大変だったろうなーと思います。
社名変更したと思ったら、資本提携発表して、株主と新しい事業を作るぞーと発表直後からバタバタ動き始めて、どんどん新しいメンバー入ってきてその教育も大変だし、新しいメンバーもいきなり戦場ど真ん中に突っ込まれてとりあえず眼の前の仕事をなんとかこなすのに精一杯。
そうこうしてたら、7月にはまた新しいプロダクトリリースするんだ、今度は予約システムだ!って。いや、社長つい直近まで予約システムは絶対やらないって言ってたじゃん?

ちなみに、そうやって表側に見えてるプロジェクトだけでも吐き気がしそうなのに、裏側でもいろんなプロジェクト走ってて、こそっと7月から社内の基幹システム(SFA・CRM・MA)が新しいツールに全面刷新するんでそっちのプロジェクトもこの土日に本番データ投入と切り替えテストをプロジェクトメンバー総出でバタバタやっております。ISMS取得も動いてるけどそっちなんか割り当てられる人員少なすぎて管理本部長孤軍奮闘状態。

医療DXを推進したい

スピード感といえばかっこいいんだけど、上の文章だけでもバタバタって何回言ったんだろうと思うほど、内実は本当に「ただただみんなが全員慌ただしい」んですよね。

「バタバタ」とは、慌ただしいさまを表します。 日々、やるべき仕事や作業に追われていて、慌ただしく動き回っているような様子を表した言葉です。

バタバタするとはどういう意味?

なんでそんな慌ただしいんだろうなー、もっとやることを絞って選択と集中をちゃんとして、落ち着いてスマートに最短距離を突っ走ればそんなにバタバタすることもないんじゃないの?って思ったりすることはあるんですけど、やっぱり無理なんだよなー。

レイヤードは医療DXを推進する会社でありたい。レイヤードに込められた「医療者と生活者が交わる領域:医療のインターフェイス」を良くしていきたい(研究と実装)と思ってます。
私自身、あんまり「ここまで出来たらゴール」みたいなことがなくて、どちらかというと「領域とあるべき方向性」を強く意識しているんですよね。
だから、そこの領域で出てくる課題とか、レイヤードがやるべきでしょ、と思うことは全部やりたい。それがレイヤードへの期待に応えるということだと思ってるし、そうやって期待されることは本当にありがたいことだと思ってるから。

やっぱり泥にまみれていくんだ

やりたいこと、やるべきことはたくさんあるのに、まだまだそこに向けて足りていない部分が多いので、とにかく全力でバタバタしてる。この会社は、社長から、現場を守ってくれているパートさんまで、本当に上から下までバタバタしてる。

「社長、もうちょっとだけスピード落としましょうよ」
みんなきっとこう思ってると思うんだけど、いいや、まだまだ行くぞ。
呆れるぐらいたくさんの領域に手を出して、他社がびっくりするぐらい早くサービスを作ってリリースして、走りながら穴ぼこだらけの道路をみんなで整備して、また明日も走るんだ。
たくさん失敗もするけど、無駄なことなんて一つもないんだ。その道の先は行き止まりだということをひとつひとつ明らかにしていく作業なんだ。新しい領域には地図なんて便利なものはないんだ。

レイヤードのValue 「泥にまみれる」

一番現場力がある会社

特にこの一年で信じられないほど多くの領域に手を出しています。まだまだ実を結んでいないものも多いけど、そのうちのいくつかでも芽が出たら十分な事業に育つはずだし、この会社を更に大きく成長させていくドライバーになるはず。

とはいえ、そんな潤沢な組織はなく、ひとつひとつの領域をひとりで守ってるような状況がそこらじゅうに転がってます。会社としては安定性という意味ではよろしく無いのかもしれないけど、それなりに小さくない領域を、ひとりで守っているそんな野武士のようなメンバー達を、私はすごく頼もしく感じています。
それぞれの領域でプロフェッショナルとして、責任感とプレッシャーに押しつぶされそうになりながらも、必死で援軍が来るまで守ってくれている。
そういう、現場ひとりひとりの強さが、レイヤードの本当の価値です。医療業界で、一番現場力がある会社と言われるようになりたい。

どんな未来が待っているのか

今期は予約システムもリリースし、いよいよレイヤードのプロダクトで患者導線設計をトータルで支援できる体制となります。

レイヤードのプロダクト群  |  医療DXをトータルで支援する

それだけでなく、それ以外の領域でも楽しみなプロジェクトもたくさん動いています。

  • 医薬卸最大手のメディパルさんとは、クリニック向けのDX提案の共同キャンペーンが進んでいます。すでに数ヶ月で数百以上のクリニックにMS・MEと連携しながらヒアリングや提案を進めています。(メディパル2023年3月決算説明資料:成長戦略③デジタルを活用したビジネス基盤の強化

  • 医療データ大手のMDVさんとは、病院向けにWEB問診や電子同意書を展開し、病院DXや医師の働き方改革を推進する取り組みを共同で行っています。ウェビナーを共同で共催しすでに導入先も数病院決まり導入に向けた準備を進めています

  • 他に、医師の専門医相談サービスEコンサルを手掛けるMediiさんとはWEB問診SymviewとEコンサルの連携にとどまらず希少疾患の発掘から医師の啓蒙までの取り組みで共同プロジェクトを実施させていただいたりもしています。このあたりも非常に注目される領域で、どんな結果が出てくるか楽しみです。

  • コロナ禍でスタートした自治体向け事業は新型コロナの第5類移行(2023年5月8日)により、少し形を変えてまた新しい取り組みで自治体に提案活動を進めています。ここもある会社と提携して進めています。かかりつけ医を日本で増やしていくためにも自治体のサポートは絶対に必要です。私達として自治体・医師会方面からも医療DXを推進したいと思ってます。

ここには書ききれないですが、本当にたくさんの領域で取り組みを進めています。ちなみに上記領域それぞれが結構なサイズ感のある領域なのに、レイヤード側で担当しているメイン担当はほぼ一人だったりします。でも、それぞれ協業してくれる企業がレイヤードのことを信じてくれて、私達の足りないリソースを埋めてくれて、一緒に推進してくれているので、私達もなんとかその期待にちゃんとした形で報いないといけない。

これからの1年で、またきっと想像もできないような遠いところまで行けると信じて、レイヤードのバタバタを楽しんでもらえたらと思います。

医療をもっと、わかりやすく。

レイヤード代表 毛塚 牧人







せっかく一周年だから、目次の縦読みで遊んでみた。



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