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無料で使えるBIツール 3選

こんにちは、KGです。今日は個人開発やスタートアップ企業でよく私が導入しているBIツールを3つ紹介します。

Redash

費用:
無料

メリット:

  • 多様なデータソース対応:SQLデータベース、NoSQLデータベース、クラウドサービス、API経由のデータなど、多くの異なるデータソースに対応しています。

  • 柔軟なデータ取得: 必要なデータを選択し、集計やフィルタリング、結合などの操作ができます。

  • クエリエディタの利用: SQLクエリを作成・編集し、データベースから必要なデータを簡単に取得できます。

  • 豊富な可視化機能: さまざまなチャートやグラフでデータを可視化できます。

  • ダッシュボード作成: ダッシュボードで複数の結果やグラフをまとめて表示できます。

  • スケジュールされたレポート: 作成したクエリの定期実行をスケジューリングできます。

デメリット:

  • 初心者には難しい: SQLやクエリ言語の知識がないと、最大限に活用するのが難しいかもしれません。

用途:
WebアプリケーションのBIツールとしては使い勝手No1だと思います。
サービスのデータベースを参照し直接クエリを実行することができるので、利用者数の増加を測る以外にも、サービス独自で必要な数字を追うことができます。

GoogleAnalytics

費用:
無料

メリット:

  • 多様な指標を分析:タグを埋め込むことで、ユーザー、セッション、ページビュー、ページごとのセッション、トラフィック、ランディングページ、チャネル、コンバージョン(CV)、直帰率、離脱率、回遊率など、さまざまなデータを収集できます。

  • 情報へのアクセスの良さ: 多くの人が活用しているので、Googleアナリティクスを活用するための情報がWeb上に充実おり、分からないことがあっても検索でヒットしやすいです。

  • 成果目標の設定: 各データには成果目標を設定でき、もちろん達成率も確認できます。

  • サーチコンソールとの連携:検索順位、検索結果での表示回数、クリック数、どういった検索クエリで流入してきたのかといったGoogle検索結果のパフォーマンスを分析することができます。

デメリット:

  • サービス独自の数字を追えない: サービスのデータベースを参照しているわけではないので、あくまでGoogleAnalyticsが提供する指標のみを分析できる。

用途:
コンバージョン(商品の購入、問い合わせの受付、ページビューの増加など)が重要なランディングページやホームページに適しています。

Microsoft Clarity

費用:
無料

メリット:

  • Webサイトの画面録画:Webサイトを訪問したユーザーの実際の動きを記録し、動画データとして記録する機能のことです。レコーディング機能では、以下の情報を動画で確認できます。

  • ヒートマップ機能: Webサイトのどの部分がユーザーにクリックされたかが分かる、ヒートマップ機能があります。アクセスしてきたデバイス、国、期間などのフィルターで結果を絞り込んで表示できます。

  • インサイトダッシュボード: アクセス数や、1アクセス当たり何ページ見られているか、ユーザーの平均滞在時間などが確認できます。

デメリット:

  • Microsoftから情報を取られる:「Clarityで得られたデータは、Microsoftでも個人データとして収集する場合があります。」と利用規約で記載されているため、ヘルスケアや金融サービス、政府関連の情報など、機密性の高いユーザー資料を含む可能性のあるサイトでは利用できないこととなっています。

こういう場面でおすすめ:
WebアプリケーションのUI・UXを改善していきたい方にはぴったりです。
画面の録画データを見ることで、なぜ離脱したのか、どこで離脱したのかハッキリと見てわかる + 全てのページが対象でヒートマップ分析をすることができるので僕的に絶対に入れた方が良いサービスです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

BIツールを活用することで、膨大なデータの収集・分析を迅速に行うことができ、限られた時間の中でデータを素早く把握できるようになります。

今回紹介したBIツールはそれぞれ利用用途が異なるので、目的に併せて導入を検討していただけると幸いです。

BIツールは有料のものも勿論沢山ありますが、個人開発やミドル期までのスタートアップ企業は無料のもので全然問題ないと思います。

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