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島民でPerfumeファンによる尾道聖地&カフェ巡り②

1日目はお好み焼き一茶に行けて、海岸での踊ってみたも撮れて、Perfumeメインの1日を過ごしました。2日目はイベントがあり、『蒼穹ファフナー』メインのスケジュールでした。

さくらホテルを出て、荷物預けとランチに向かう途中、蒼穹のファフナーのポスターが貼ってある2軒の店で心が躍りました。

蒼穹のファフナー応援店

大沢レコード

商店街に入ったばっかりのところにあります。島民ならこのファフナーコーナーに吸い寄せられるでしょう。
写真は2日目に撮ったのですが、訪店は3日目。「今以上に盛り上げて行きたい」と店主の一言が深く印象に残りました。

話を伺うと、店主さんが15周年向島イベントのとき、チケットを入手できないけどわざわざ現地に来た島民も多数いらっしゃったのを見て、より大きい会場での開催をキングレコードに提案したり、尾道市長にもこまめにファフナーの話題をしたりなど、地元の店だからこそできることをコツコツされてきたそうです。

初帰島の私にとって、尾道のファフナーの盛り上げ方には十分満足ですが、現状よりさらに良くしたい店側の熱意をこうして肌で感じると、やはり一島民としても「もっとファフナーを応援しよう」、「もっと尾道に来よう」という思いが強まりました。

特に好きなファフソン(ファフナーの曲)は
ほぼハイレゾ音源で購入したが、
THE BEYOND以降まだCDしかないので、
今回を機に特に好きな「叫べ」を購入。
記念に真壁家の描かれるOST集も入手。


次はキャラクターグッズ専門店。こちらにも思わずテンションが上がる光景があります。

パピプペハウス

最初に目に入ったのが、BEHIND THE LINEのタペストリーと15周年ポスター。よく見たらファフナーだらけのガチャも置いてあります。

真壁一騎役の石井真も回したそうです。

https://twitter.com/TakashiNoto/status/1665192080585506822?t=lESwQJQA4cU0flzRIiyLPg&s=19

店内のファフナーコーナー。

マークザインが登っているLEDロープライトは色が変えられるなど、店主さんの遊び心と器用さが伺えます。最近新商品がなく、販売用のグッズより非売品のほうが多いですが、撮影OKということで、店長のコレクションたちを撮らせていただきました。

並んでいる花札の文字が「おかえりなさい」。

こちらも店外の写真だけは2日目の昼に撮って、訪店と店内風景の写真は夜でした。店主さんはイベントまで店を開けて、イベント参戦の間は閉めたが、イベント後また戻って店を開けたという。

angelaのコンプリートアルバムに新曲追加の可能性、ファフナーの台湾での人気度などの話題から、「デジタル作画の無印も見てみたいですね!だけど翔子が⋯」「乙姫ちゃんも⋯」ファフナーらしく、高揚と痛みが伴う会話までありました。

昼間の尾道散策

商店街のファフナーポスターにときめきながら、ランチで利用する予定のお店・水尾之路へ。

遠見家近くにある日曜限定のうららかカフェさんと、真壁家すぐ横のLOGさんと迷いましたが、どちらもスイーツのみなので、イベント中に空腹で腹が鳴るのを避けたいため、最終的に食事系メニューもある水尾之路さんに決定。

水尾之路

インスタフォロワー数は8万も超えて、とにかく大人気なカフェ&宿。私を含めて開店待ちは3、4組、空席待ちのお客様もあとを絶えず、どうしてもっていうなら早めに行ったほうが吉です。

カルボナーラパスタレモン風味(アメリカーノセット)、国産レモンとミルクチョコレートのタルトを注文。パスタのほうは追いレモンができて、タルトのレモンカードはキレのある心地よい酸味、大のレモン好きな私にとって大変満足でした。


CASTLE ROCK

行列のできるクロワッサン専門店。地図を見たら、水尾之路から意外と近いので、行ってみました。

チョコのミニクロワッサンSweet EmotionとチーズパイSay Cheese!を購入。
注文してから作るクロワッサンサンドも気になりますが、また次回のチャンス。


Perfume「泣ける広島県」の踏切

場所自体はわかりやすいですが、人の映らないタイミングを狙うのが大変でした。平日のほうが撮りやすいかもしれません。

道路の向こう側から撮ったので、アングルがパンフレットの写真と多少違います。木の茂みや壁のペイントにも変化があったような気がします。


猫の細道

ここでは猫と出会いませんでしたが、置物などが可愛くて、途中の風景も素敵でした。

山道から見渡す尾道の街。
看護師寮だったらしい廃墟。


HEAVEN AND EARTHのお地蔵様

光明寺というお寺の境内にあります。ストーリー的に一番幸せと言われる劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』の冒頭に、このシーンが出てきました。


総士階段

昨日の夜も来たのですが、明るいうちにレプリカチケットと撮りたいと思い、イベント会場まで順路ですし、もう一度きました。

その後いよいよ駅近辺まで戻って、イベント会場に向かいます。

「蒼穹のファフナー BEHIND THE LINE」大ヒット感謝特別上映イベント IN 尾道〜邂逅〜

前回の尾道イベントは400人の会場だったですが、声が届いたでしょうか、今回は700人近くさらに大きい会場での開催でした。

会場はしまなみ交流館。
入口にある「BEHIND THE LINE」のポスター。
3階から撮った入口の風景。


イベントの流れ

『蒼穹のファフナー』スピンオフBEHIND THE LINEの上映
→出演者全員によるトークショー
→angelaギネス世界記録認定式
→angelaミニライブ
→出演者全員再び登場、閉幕

石井真さんの「(演じてて)辛かった」に「良かった」と返す冲方丁さん、
喜安浩平さんの「(イベントに)間に合った」に「不器用」とツッコミを入れた能戸隆さん、
ギネスを取ったのがみんなで仲良くやってきたおかげとおっしゃったatsukoさん、自分の記録は自分たちで超えると宣言するKATSUさん、
一晩で神回のシナリオを書き上げた冲方丁さん、
打ち上げの騙し討ちで新作を誕生させ続けてきて、「今夜も飲もうかな」と言ってくれた中西豪さん。

たくさん笑って、たくさんの感動をもらいました。

詳しいレポ

余談

3階席なので、出演者の頭頂しか見えない覚悟で参戦したが、意外な収穫がありました。

それは、石井真さんがよく上の席に顔を向けることです。

ただのクセか、それとも意識しているのか、その場ではわかりませんでしたが、出演者の中で最も正面顔が拝見できたので、石井真推しの私にとってファンサービス同様でした。

ところが、帰宅後配信で確認したところ、石井さんがよく上を向く理由は、涙をこらえていたみたいです。

笑っているときもよくありますので、最初気づきませんでしたけど、登壇の時点から、唇を噛み締める様子や、切ない表情が何回も映りました。終盤で能登監督の感想を聞いている時は、特に泣きそうな顔をしていらっしゃいました。

なぜこんなに悲しむかというと、推測に過ぎないが、今回のイベントは本当に最後だと石井さんが思っていたかもしれません。

石井さんだけでなく、他の出演者も、観客も、最後だと思う方が多かったはずです。でも今回のイベントを経て、また何がありそうな雰囲気が出てきたので、楽しみにしています。

気合の入ったコーデ

声優二人とも青系の服装で登場。
石井さんは一目で蒼穹を思わせる、色合いが青と白のアロハシャツを着用。
喜安さんは紺のスーツに色とりどりのシャツ、15周年ポスターを思わせる配色。

そして脚本の冲方さんは公式Tシャツ、歌手のangelaさんはアルヴィス制服でした。

また、島民たちのコーデを観察すると、公式のTシャツやパーカーを着用される方はもちろん、
(蒼穹をイメージ)、
(マークニヒトをイメージ)、
(マークザインをイメージ)を身に纏う島民も大半。

私は青コーデで参戦しました。
こちらはAmavelの花札遊びシリーズ。

基調は蒼穹を象徴する。ポイントにフェストゥム的な金色があり。洋服だけど和風の要素もたくさん取り入れられ、古き良き日本を残す作中の世界と呼応。

ちなみに、この洋服でPerfumeの「FLASH」を踊ったこともあり、今回の蒼穹のファフナーのイベントを経て、さらに思い入れ深い一着になりました。

イベント後

一つも当たらなかった願い

石井真さん推しの島民として、今回のイベントに関して実は以下のような予想?妄想?がありました。

石井真さんのラップや歌タイム
ファフナーのイベントで、石井さんがよく作品の要素を盛り込んだオリジナルラップや歌を披露します/させられます。向島イベント時もありましたので、今回も聞けるじゃないかなと、密かに期待していました。

石井真さんと喜安浩平さんによるキャラソン〈terra〉のデュエット
これは石井さん長年以来の悲願らしく、本当に最後のイベントなら、制作陣が叶えてあげますようにと願っていました。

石井真さんとangelaさんのデュエット
去年行われたイベント、REUNION DAY3のトーク内容による推測だが、この可能性が存在していたかもしれません。当時石井さんが体調不良で出演キャンセルになったため、今回実現できたらいいなと思いました。

時間制限、または石井さんご本人の判断などで難しいからか、以上3つの予想ともハズレました。

思いがけないご褒美

石井真さんに関しての予想は見事にハズレても、すごく楽しいイベントだったので、余韻に浸りながら会場を後にしました。

おみやげを買いに行って、海岸で写真を撮って、約1時間後明日の切符を求めに尾道駅に戻ったところ、横断歩道の向こうにはまさか、出演ゲストの中西さん、冲方さん、喜安さん、石井さんとスタッフさんたちがいらっしゃいました。

失礼にあたるか?唐突過ぎないか?信号待ちの間さんざん悩んでいましたが、出演ゲスト一行がこちら側の歩道まで来られて、すれ違ったときに、やはり感謝を伝えることにしました。

先頭を歩いている中西さん、喜安さん、冲方さんに「イベントお疲れさまでした!ありがとうございました!」と伝えて、後ろを歩いている石井さんには「次回はぜひ生でラップを聞きたいです」も伝えました。

ドキドキしていましたが、こんな嬉しい偶然があるとは思ったりもしませんでしたので、まさにご褒美のような瞬間でした。

今回ラップやデュエットが聞けなかったことも、いつの間にかそんなに気にしなくなりました。

その後、商店街でangelaのお二人まで見かけたり、人慣れしている猫と出会ったり、成り行きで島民の方と晩ごはんを食べたり…テンション上がる出来事が次々と起こりました。

商店街のネコちゃん

ショーケースの中にいる猫を発見。
絵と一体化になっているような。
閉店後の八百屋に鎮座している猫
近づいても逃げることなく、
触らせてもらいました。
窓際の猫たち。


鉄板酒楽さんしん

成り行きで島民の方と晩ごはんをいただいたお店。砂ずり入りの尾道焼き以外、オーソドックスなお好み焼き、鉄板料理もあります。イカ玉のそば半玉を頼みました。写真よりボリューミーで、味付けや生地の厚みなどは王道的なイメージ。

料理を待っている間、今日のイベントの振り返りなどはもちろんですが、飲み物が出てきた時、「一騎と総士たちがどんなお酒が好むだろう?」「もう20歳以上だよね?そういえば飲んでいるシーン今までないかも」そんな目の前のシチュエーションから生まれたファフナートークもおもしろかった。

あなごのねどこ

商店街の中にある古民家ゲストハウス。クラフト感が魅力で、翌朝の目的地とも近いので、2日目の宿泊先としてチョイス。チェックイン時間前の荷物預かりは併設のあくびカフェーで受付可能なのも助かりました。

女性限定ドミトリーを利用。エリア内に洗面台と、商店街が見える小さなベランダがあります。ドミトリーまでは細長い階段を登りますので、荷物の量は機内持ち込みサイズのキャリーバッグが限界だと思います。

共用スペースにある
マンガのコレクションの一部。

21時過ぎの遅めのチェックインだったからか、宿泊者がそこそこ多いけど、タイミングよくピークを避けたようで、お風呂などの水回り設備は待たずに利用できて、意外とゆっくりできました。

イベントが無事に終わり、嬉しい出来事もたくさんあった2日目でした。幸せな気分を味わいつつ、二段ベッドの下段で眠りにつきました。

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