関学声研ブログ 第129回「ブリコラージュ」

こんばんは。社会学部2年のよねまるです。

ご無沙汰しております。

先日は学祭のラーメン、そしてトークショーにお越しいただきましてありがとうございました!!色々と至らない点も多く反省の日々ですが、お客様に満足していただけた部分も大きかったのではないかと思います。

トークショーに関しては来年も行う予定ですので、機会がございましたらぜひお越しください!


さて、今日の話題なんですが、たまには社会学部らしい知識をお伝えしたいと思います。


みなさん、「ブリコラージュ」という言葉をご存知ですか??

僕もカルチュラルスタディーズの授業で初めて聞いたので、文化人類学系統の授業を取った人でないと分からないと思います。

元々はフランス語で「寄せ集め」といった意味の言葉なんですが、この分野においては人々が新しい文化的アイデンティティー(共同体への帰属意識)を作り出すために、社会的な区分を超えて必要な対象物を手に入れること(一番分かりやすかったのでwikipediaより 浅くてすいませんw)を指します。


よく例に出されるのは、パンクロックの鉤十字などですね!

本来の意味とは違う意味を自分たちで付与して、対象物を手に入れ装備する。。。


一昔前のオタクで言えば、ジーパン眼鏡リュックバンダナなどがそうですし、

最近のオタクで言えばオフホワイトなどのハイブランドを身に付けることが一種のアイデンティティとなっているため、ブリコラージュと言えるかもしれません。

淫夢語録と呼ばれるネットスラングも情報空間におけるブリコラージュと言うことができますね。

ふと気づいたら、自分も周りのオタクと同じものを買っていた……

もしそんな経験をすることがあれば、これもアイデンティティの証明なんだなぁとどこか客観的に斜に構えてみてください。

ではではこの辺で。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?