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第86回映画感想『ブラッド・アンド・ゴールド』~狂気の挙動と真逆のポップな音楽の差し入れ方が印象的~

おはようございます🌂
戦争映画は属人性を持たせない方が個人的には好みなのですが、本作はランボーばりに属人的な作品でした笑

世論がコントロールされたナショナリズムに基づく戦争中に、規律と真逆の行動は取りづらいのではないか、いやむしろ無理だろと思ってしまうからです💦

戦争で欲望のタガが外れた人間の狂気、哀しい性と対比させるような明るい音楽がコントラストになっております✨

悪役に悪を貫徹させることの美しさ、作品の中では悪に改心は不要だと思ってます笑
そういった意味では、本作は悪役がそれぞれ個性的で名演技をかましているので、作品自体を大いに盛り上げてくれております🎵 

当時の優生思想的な言動がリアルに表現されておりました💦
いい感じに漁夫ったラストを選択されたのが、自戒を込めたドイツ作品ならではの物語の締め方だったのかと想像してしまいました。

たぶん、、深読みです笑

おしまい。



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