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好きな音楽の話をする日vol.11 「光のロック」

好きな音楽の話をする日にします………


サンボマスター『光のロック』


いいよね〜

こういうシンプルかつまっすぐなロックが聞きたいんだよねって時がある。もうイントロからさ、そうそうこう来なくっちゃね!っていう。というかなんだ「光のロック」ってタイトル。直球すぎて痺れるな。

ってかリリース2007年???歳を取ったもんだな……知ったのは中学生の時で、当時から好きな曲だけど、もうちょい後になって良さが染みてくるみたいなところはある。というかあまりにも"ど真ん中"なのでいつまでも良い。賞味期限がない。


今まで君が泣いたこと  はにかんだ言葉で話してよ

これは私の思想かもしれないんですけど、恋ってつきつめると「知りたい」「話がしたい」なんじゃないかなって思うんですよね。つきつめると、というよりは、入口も目的地も、というべきか。だからそういう哲学の曲って好きなんですよね。


同じ理由でKANA-BOONの「talking」も好き。(別の曲の話するのややこしいからやめなよ)


今まで君が聞いたもの  思い出のあの歌なんかを
朝まで歌えたならば  許せるのかな

君が今まで聞いてきたものとか、今まで僕が見てきたものって完全に分かち合うことはできなくて、それでもそれを分かち合いたくなる欲望みたいなものを恋と呼びたい。

僕等の夜は汚れたら  誰の事も信じられないの

それが青春の汚れてない真っ白な「欲望」ってやつで、それをド直球に歌うから良いんですよね。恋と若さの「コア」なんだなこの歌が。

いつかは死ぬと決まっても
あなたの事 忘れられないの

少年少女!動け!走れ!という中で最後に"終わり"の想定も添えておくところが好きなんだよな。こういうのを最後に放り込んでおくことでもう一段階この曲のギアが上がっているよなと思う。

何も考えてないから走れるんじゃねぇんだよ。考えたって走るんだよ。それが若さってことさ。我々はそれに憧れながら、そして後続の、絶賛「若さ」の中にいる少年少女の横でこの歌を歌ってあげたいのさ。


今日はここまで。ありがとうございました。

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