好きな音楽の話をする日vol.10「かまってちょうだい///」
日記に書くことがないので、好きな音楽の話をする日にします。
ゴールデンボンバー 「かまってちょうだい///」
いいよね……!
推しができて初めて現場に行ったオタクの精神を歌い上げる、コールアンドレスポンスをふんだんに盛ったアイドル曲。めーっちゃ元気が出るぞ!
すごいよなぁと思うのは、ファンサもらって、「欲が出てきた」って言うことなんですよね。それまでただ見るだけだったころにはなかった、生だからこその欲望。
結局、好きなものと出会うことって、自我を自覚することだと思うんですよね。自分の欲望のでかさに向き合うこと。それを明確に歌う。
その上で、別にそれに対して悪いとか良いとか言わない。ただただそういう欲望も、干されて不安になる気持ちも、全部が最高潮になった瞬間の切り抜き。なぜならこれはライブ中を切り抜いた曲だから。全部がそこにある。
アイドルのライブとかバンドのコンサートとか行くと思うけど、まず音なんですよね。でっかい音、それから 暗いステージを照らす照明、これでわけわかんなくなる感じ。あの瞬間がここにある。
すごいのは最後のダメ押しの転調。ギアが上がって、多幸感というか、歌詞の通り「好きがドッバドバ」の感覚が来るんですよね。たぶんオタクだったら心当たりのあるアレが、音の形でやってくる。
主語がでっかくなるのは許して欲しいけれど、こういう経験をしたことがあるオタクはみんな1回聴いてみてほしい。ここに「アレ」があるんだから。言語なんかでは簡単に言い表せない「アレ」が。
今日はここまで。ありがとうございました。
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