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好きな音楽の話をする日vol.8「君のために僕がいる」

書くことがないぞ……

好きな音楽の話をする日にするか……

嵐『君のために僕がいる』


いいよね……

嵐のこのへんのシングルって案外尖ってる曲が多くて、これ聞くとほんとに素直でキャッチーでいいな……と思う。「A・RA・SHI」とかもう耳馴染んでるから気にしてないけど冷静に聞くとすごい謎な構成してるからな……尖っている……

まぁ素直なので、素直だね……という気持ちでさらっと聞いちゃうんですけど、私が今日言いたいのはこの歌詞1フレーズのことなんですよ。

この惑星(ほし)の上に生まれてきたこと
もう後悔しないように勇気をあげる


…………スケールでっっっっっか!!!!!!

なんかもう、頑張れとかそういう次元の話じゃないんだよ。

私は「まず前提の想定が予想外の位置にある」というリリックが好きなんですよね。着地点を予想外にするより難しいことだと思っていて。知らんことをさもみなさんご承知の通り…って言われるとドキッとするじゃないですか。ドキッとさせる、というのが何よりも価値がある。

この歌が励ましたい人は既に「この惑星の上に生まれてきたことを後悔している」んですよ。まずそういう人を念頭に置いて、そういう人に、もう後悔しないように勇気をあげるんだと言っている。

言わば「お前はこの星の上に生まれたことを後悔したことがあるだろう」と言われているようなもんで、みんな急に???となる。この「えっ???」があれば、もうこれで大勝利なんだと思っている。悔しいよ。こんな「がんばるさ!負けないのさ!」みたいなシンプルな語群の中にシンプルな語彙でこれが放り込めるんだから。こういうのが私がやりたいことなんだよなと、ずっと思っている。




今日はここまで。ありがとうございました。

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