案ずるより産むが易し
特定の予定が入ると憂鬱になることがある。
それは私の場合、大人数だったり、すごく急だったり、拘束時間が長いものだったりする。
今日も実はちょっと苦手だなと思うことが予定として入っていた。
でも今日は、これを刺激だと思ってしまえれば気が楽になると気づいた。
日常は自動運転みたいだと思う。
いつも通りは平凡で安心だ。
慣れでこなせてしまうことのなんと多いことか。
でもその反面、刺激や変化がない。
慣れのなかに居ては、そうゆうものに目を向けることを忘れがちになってしまう。
だから自分をおもしろがらせることに疎かになる。
だからこそ、少しくらい憂鬱に思えたとしても「何かいつもと違うこと」を日常に欠けている刺激や変化として受けとめてみると、
これが案外悪くないと実感した。
どうしよう
嫌だな
苦手だな
めんどうだなと思ってしまうようなことは、
実はそれがまだ頭の中にあるだけだから憂鬱なのかもしれない。
つまり、実際にやってみるのとただ考えているのでは大きな差があるということ。
ああこれがまさに「案ずるより産むが易し」なのかと、はっとした。
ちなみに、留学していたときにある先生が是非覚えてほしいと教えてくれた英語の格言があって、それが「Fear is often greater than the danger.」
直訳すれば「恐れはしばしば危険よりも大きい」
日本の「案ずるより産むが易し」と似た意味のものだったのだ。
身構えたり、怖がったり、不安に思うことがあったりしたとしても、結局やってみることでしかわからないことばかりなのだな。
こうしてまた少しずつ自分に無理のないところで刺激や変化を受け入れてみようと思った。
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