登戸研究所資料館を見学して

今回予約が取れて、見に行った「登戸研究所」
最初はジョカゲ絡みでの好奇心から、
そして実際に行ってみて、技術の内容に感心するとともに私だけかもしれない"違和感に襲われた"

平和教育…確かに大事。
戦争なんて今起きているのだけでも、
無くなって欲しいし、日本で起きて欲しくない。
だけど防諜がどこか良くない、戦争の一端だと言い詰めるのは違う…最後の展示室の外の壁に貼られた感想を思い出して、変だと思った。

「防諜だって、戦争を防ごうとする手立てでは?」
と、なにか頬にできたデキモノの様な気持ちが残った。

"死ぬな、殺すな、囚われるな"
そうならないために探る、相手を知る、
手を打つ…あっていいことだと思った。

最後のVTRが救い…当時の研究員たちが中々証言しなかったのは、防諜の手の内を後世の、今も活動しているだろうことに支障を出さないためと推察されていたこと。
何となく、そういう話がなければ、
もっと嫌な気持ちになっていたかもしれない。

平和を目指す中に、何も日本に限らず、CIAやMI6、モサド等似たようなことで大火を起こさない努力を
防諜、スパイ活動を行うことで防いでいることもあると思う。
別班がどれだけ動いているかどうなのかは知れないが、世の中から埋もれてまでも、知られず事が済んでいる…それが最大の目的であるだろうなとも。

違和感は違和感。
たとえ私だけだったとしても、それは自分の胸の内でもっていたい。
それこそ右ならえの"イワシ頭"にならないように。

みなさんは果たしてどんな感想を持つか。
私の言い様に腹が立つかもしれない。
またそれもあなたの思うところ、
なれどどうか簡単にその思いを手放さないで欲しい。

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