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さかさまの旅 「どこかにビューン」活用記【前編】

「人はなぜ旅をするのか」
いきなりの禅問答です 
グルメ・温泉・アクティビティ・自社巡り・ボロキハ撮り(ないか)
答えは人の数だけあるはずです
ただ、おおよそ旅に出るときの順序は「なにをしに」「どこへいく」かから始まるのではないでしょうか

フローチャート

今回の旅の順序ですが、いつもと違わないことと大きく異なることがありました
会社勤めですから
1)休暇が取れること
が前提です
仕事を忘れ自分勝手に休暇をたのしむということですから
2)妻の承諾が得られること
一番重要ですw 今回も快諾いただきました♫
上位2案件は不変の前提です(あたりまえですよね)
3)予算立案
みなさま御存知のように2024年第一四半期はかなり先行投資をしていますw
限りなく抑えなければ、、、
そうだ、あれがあるじゃないか!

どこかにビューン

現代は「ポイント時代」です
生きてるだけで様々なポイントがたまります
khkmaniaの生まれた昭和は現金決済の時代ですからポイントみたいな概念はありませんでした 消費税もなかったけどw
いい時代になりました♪
大好きな鉄道旅の支払いや、子どもの頃は高嶺の花だったカメラをただ同然で購入するたびにポイントがたまるんだからw
今回は日々積み重なったポイントで1泊2日の旅に出ることにしました みなさまもよくご存知の「どこかにビューン」を使ってみます
「どこかにビューン」はJREポイント6000ポイントで新幹線の往復チケットが戴ける魅力的な会員特典です
もちろんJR東日本のポイントですので、管内の新幹線に限ります
「ちょっと京都へ」と思っても、東海道新幹線は該当しません
北は新青森から、秋田、新庄、新潟、上越妙高までの範囲でスマホ上に現れる任意の4駅の組み合わせを選ぶことになります
後日、選んだ行先から任意の1箇所が行き先として通知されます
なるべくなら東京から遠く離れた場所に行きたいのが人情ですが、そうは問屋がおろしません
行き先選択の際、「安中榛名」「郡山」「上毛高原」「越後湯沢」「軽井沢」あたりの「近場」が必ずといっていいほど含まれます
もちろん上記の場所にしてもお得には違いないのですが、「安中榛名」でなにすんねん!

行き先ガチャ開始

というわけで、行き先の選択が目まぐるしく始まります
行先はランダムに提示されますが変更も可能です
ただし、1日で変更できる回数に上限があるので注意が必要です
khkmaniaが選んだ候補は「長岡」「米沢」「水沢江刺」「七戸十和田」と相成りました

「なるべく遠くにおねがいします」


この中からディスティネーションが決定されます
翌日運命のメールが届きました

行先は「米沢」


「決定!」

フローチャートの4番目「どこへ行くか」は米沢に決まりました
そうですか、米沢ですか、いいんじゃないですか
去年嫁さんといったけどw
お酒も旨いし、食事も楽しめ、いい湯もたくさんあります
桜は少し早いようですが、楽しみましょう山形(米沢)
ふと我に返れば米沢は山形新幹線最初の駅 欲を言えばもう少し奥の方が良かったけれど、決まったことは取り返せません
普段の旅なら最初に決まるはずの行先が、出発5日前に決まりました
米沢のイメージはなんでしょうねぇ
鷹山神社、米沢牛、ラーメン、そばって感じですかね?
今回はなるべく「ガイドブックおすすめ」的なところから逸脱した型にはまらない旅にしたいと思います

何しに行くん?

フローチャート5番目、「さかさまの旅」最後に残ったの旅の目的
「米沢まで何をしにゆくのか」
再び哲学的な考察が求められます
「そこに何があるのか?」あるのはただただ米沢のみです
しかしみなさま、怯むことはありません
「米沢」は今回の”さかさま旅”の入口に過ぎません
逗まらなくても、宿泊しなくても全く問題はないのです
さて、旅の目的です
山形で外せないのは「風呂」「ラーメン」「そば」「日本酒」「居酒屋」
残念ながら「鉄」は魅力的なものがないので除外します
これまでの旅は「鉄」中心に旅程を決めていたため旅程は半自動で決まっていきましたが今回は全く進みません

一足伸ばして

米沢にはなんの恨みもないのですが、自分が2日まるまる楽しめる場所はなさそうですので、近隣のスポットをお得に巡回できる切符を探してみました
今回は平日ですのでJRの休日限定パスは使用できず、18切符も期間外です
ネットを探しているとこんな切符がヒットしました

JR東日本が主催の「東北MaaS」なるスマホサイトの米沢赤湯回廊パスです

「お値打ち!」
「どこまで行きましょう?」

1300円で周辺のバスと鉄道が乗り放題!いいじゃないですか、、、
鶴岡や酒田までバスで出ようかとも思いましたが、米沢近郊の旅に絞ることにしました

もう一つの目的

いつものことですが、旅は始まるまでの間が楽しいですよね
そんな浮ついた日々を過ごす中、一冊の雑誌が目に留まりました

「ブルータスよ、」

うーん、なんとも魅力的なタイトル 書店でパラパラとページをめくると山形のよさげなお店が掲載されていました
矢も楯もたまらずすぐに予約のコールを
「もしもし、4月11日の晩、1名予約できますか?時間は空いてる時間で結構です」
「木曜日ですね 少々お待ちください、、、」
平日なんで大丈夫だろうと高をくくっていましたが、沈黙が続きます。まさかの満席?
「お待たせしました 申し訳ありません、」
「(アカーン)」
「17時開店なのですが、17時でいかがでしょうか、早くておなかすいてないかもしれませんが」
「ハイハイ、17時お願いします(二つ返事)」
というわけで、今回唯一の晩御飯は「山形」で「17時」から頂くことに相成りました♪

旅のアウトライン(途中まで)

ここに至り、今回の「さかさま旅」の旅程がおぼろげながら見えてきました
4/11 指定の山形新幹線(東京6:12発)で米沢へ 米沢から赤湯回廊パスで近所をぶらぶら 17時には山形で食事 泊りも山形周辺で 翌日は未定
米沢15時40分の新幹線で帰ります
おいおい、全然きまってないじゃないかぁ
とりあえず行って来ますね 今回もスゴイ旅になりましたw
(後編に続きます)



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