周囲の状況に応じた思いやり運転ができたら・・・。

おはようございます。
自転車で通勤していると、正直、ズルをする自転車の走行を目にします。

●車が来ない時の信号無視
●道路の斜め横断
●歩道を我が物顔で2列や3列で通過する
●歩道をかなりのスピードを出して走行する
など。自転車運転には免許が必要なく、違反切符や反則金が無いせいでしょうか?
今朝の通勤時、少しうれしいことがあったのでご案内します。

自転車で東15丁目・屯田通りを南下していると新道交差点辺りから男子高校生と並走するようになりました。
○ 私は常時、道路の路側帯を走行。
○ 高校生は常に歩道を結構なスピードを出して走行。
正直、彼と並走しながら
「このスピードで歩道を走るのは危ないなぁ」
と感じていました。

地下鉄「環状通東」駅近くに来た時のこと。駅への出入口が近いこともあり、歩行者が大勢出入りしていて、歩道に自転車が走るスペースがありません。
私は、高校生の彼がどのような行動をするのか想像していました。
①自転車のベルを鳴らして歩行者に注意しながら走行する。
②走行スピードを落として人をかき分けて走行する。
私は、彼がとる行動は②と予想していました。

人通りが多い場所に差し掛かると、その男子高校生は、いきなり自転車を飛び降りて、歩行者の歩くスピードの流れに沿って小走りで移動したのでした。
彼は、法規上の選択肢として、歩行者の多い歩道では一番適切な行動をとった。

私にとっても、この行動は想定外。自転車に乗る人はなかなか自転車下りて歩く判断は出しづらい。

それまでかなりのスピードで歩道を走行していた高校生が、人の多い歩道で最適な行動をしたことに私はとても感激してつい彼に、

「君、(その行動は)偉いなぁ!」

と声を掛けたのでした。
その声掛けにどこまで理解したのかはわかりませんが、
彼も
「ありがとうございます」
と返答していました。

街中では、自転車の交通違反をとてもよく見かけます。そんな中だったので、こういう行動ができる若者がいるのはまだまた捨てたもんじゃないな。と、おっさん的な感想を持ったのでした。

自転車の運転であれ、自動車の運転中でも、周囲の状況は常に変化します。その中で最適な判断と思いやりを持った行動ができたら良いな。
と感じた次第でした。今日は朝からとても気持ちがよく報告することにしました。

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