死ぬこと以外かすり傷を読んだら、岡本太郎をひしひし感じた話

幻冬舎 編集者の箕輪厚介というひとが書いた本。

「死ぬこと以外かすり傷」

もともとビジネス本が好きなわたしだが、
一時期ハマりすぎて頭でっかちになって、
周りに

「もう、ビジネス本読むな。」
「できっこないんだから、情報だけじゃ。」

的なことを言われ、

「ああ、そうか。わたしにはできないんだ。」
「ビジネスやりたいだけで、こんなに反対されるんだ」

って素直に思って、それ以来ぜんぜん読まなくなった。

じゃあ、なぜ今わたしのもとに
1冊のビジネス本が?

会社のひとがくれたからだ!(ただで)

活字中毒だし、箕輪さんだし(アドテックで聞いたことあった)読むしかねえ!

と思ってありがたーく読んだ。

読み始めたとき、わたしはがっかりした。
「あー、ほとんどのビジネス本と同じ感じ」
「またわたしの心には刺さんない本か」
と思ったから。

でも、これは違った。

確かに、最近のビジネス本は、おんなじことばっかり書いてあるし、そんなに深みもない。

なぜなら今この【瞬間】を単に言語化してあるだけだからだ。

これはむしろ、「本」ではない。
本の次元じゃなくて、
「ボイス」であり、そのひとの「今」なんだ。

と、箕輪さんの本を読んで気づいた。

わたしは、ビジネス本に求めていた目的から
まちがっていたんだ!

そして、箕輪さんの「今」を読んでいると、
もうひとつ気づいたことがあった。

「あれ、わたしが大好きな岡本太郎の言ってることに近くないか?」

わたしは、岡本太郎が好きだ。

作品よりも本で語られる生き方にゾクゾクするから。

それを箕輪さんからも感じる。

説明するのなんてめんどいし、太郎の言葉じゃないと伝わらないんだから、読めばわかる!としか言えないが、生き方が似ている。

わたしも熱狂したい!
目的意識なんかもたず、ただひたすらに人間でありたい!

ぜったいじぶんにしかできないことを、
じぶんにしかできない生き方を実行してやる!

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