見出し画像

雪夜に移動する夢

降りしきる雪の夜、到着した一団の客を車で遠い一軒宿まで送る夢を見ていた。行き交う他車は無いが、道路には圧雪の上に車の轍が続いている。
疲れた様子の乗客たちは一言も話さず、半ば目を閉じて座席に揺られていた。
車窓からは様々な雪国の妖が見えるが、それらは私達に危害を加えるでもなく、現れては後方の白い雪闇に遠ざかっていく。
行程は予定の時間より遅れており、目指す宿にはいつ着くのか、着いたときに普通に出迎えてくれるのかすら定かではないが、戻ることもできずに先へと向かい続ける夢。

あ!これが初夢なのか!;

調べてみたら、初夢とは元日から2日にかけて見る夢だという説と、2日から3日にかけて見る夢だという説とがあるみたいで曖昧。(2023.1.3)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?