砲弾が飛来した夢
夢のなかで、私は戦場にいた。
冬枯れの藪の中で、敵の様子を伺いながらそろそろと前進しているうちに、味方陣地を包囲しようとしている敵部隊の中心に入り込んでしまった。
こちらの姿を見られているはずだが、アジア人の顔立ちと同じ迷彩服、それに女性兵士がいるせいで、全く警戒されてないらしい。
後方に、レーダー板をくるくると回転させている対空車両がいた。あれを破壊できれば、状況は当方に有利となるはず。
こっそりと座標を送信し、待つ。やがて、甲高い砲弾の飛来音が響くが、着弾した破裂音がしない。
一発、二発、三発!何も変わらない。何故なんだ!というところで目が覚めた。
(2024.2.18)
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