4月1日プロ野球 書きなぐり(ちょろっとでごめん!) 大瀬良大地ー會澤翼のバッテリーがマスター阿部に打たれたときの配球について考える

4月1日のプロ野球は夜のバイトのため(水商売とかではないよ)リアルタイムでは見られず。
そもそも、本業の書き仕事も追い詰められている状況ということもあり、いずれにせよじっくりは見られない状況が続いている。

今日もこれから午前中は出なくてはならないし、日曜日は昼間と月曜日午前中も別のバイトを入れている関係で、今年の現状としては週末はずっと忙しい。兼業ライターの悲しさだが、定期的なルーティンワークである程度生活の下地が担保されているという安心感と新鮮味はいまのところプラスに働いている。
この役割を、いずれ配信等の自己発信による有料コンテンツに置き換えるためのフェイズに移すためにも、今後、事業としては完全撤退させるつもりの書籍構成と編集の残務処理を急がねば、、、と思うこの頃。

と、前置きが長くなったが、要するに4月1日のプロ野球は、もうすぐ外出しようとしていた矢先に目に入ったプロ野球ニュースのダイジェストからひとつのプレーだけピックアップ。

中日対広島戦。8回裏、マスター阿部の勝ち越しタイムリーヒットの場面。
カープの大瀬良大地と會澤翼のバッテリーはインコースのストレートをセンター前に落とされた。

これ2死一二塁であったことを考えると、配球的に難しかったなと思う。
詰まらせて内野ゴロ、あるいはファウルでカウントを追い込むという算段だったのかもしれないが、このときはストレートを高めに配した。
高めのストレートというのは、どうしても今日見舞ったような打球が上がる傾向が高くなる。2死で二塁に走者がいて同点という状況で、打球が上がったらポテンになるリスクが少なからず発生するし、2死なので走者が走り続けるから落ちた時点で1点が確約される。
1球インコースを挟むにしても低めに配して、それを技術で上げられてしまったら後悔しないと思うのだが、いかがだろうか。

會澤の意図としては、極端な話、ボール気味、それも顔付近に投じてマスターの胸ぐらを起こすくらいの球が欲しかったのかもしれないが、大瀬良くんは優しい人。本当にいいやつ(らしい。実は取材したことはないが(笑)、キャンプでのファンサービスをしているときの所作などをみれば誰でもわかる)なので、技術はあっても、こういう本当に「やるかやられるか」の場面では投げきれない。

もちろん、會澤にとっては、そういった背景はわかりにわかっているはず。
だが、それでもあえて投げさせたというのは、シーズン序盤だし、そういうボールも行くよという印象を植え付けて起きたかったのだろう、とか想像はつく。今、カープは勝てているので、勝っているうちにやっておこうとか。長いシーズンだからね。

色々な思いが交錯しての1球だったな。
そう思ったのでした。

今日の勝負を分けたこの1球が、後々の大瀬良くんにどう影響するか?
後の伏線回収のために、ずっと覚えておいて損はないと思うよ。

最後に、阪神はいずれ勝つでしょう。あたりまえか(笑)。

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