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買ってわかった『独学大全』内容以外のここが良い

いまや20万部以上売れている『独学大全』ですが、
そのボリューム(788ページ、3000円超)から、
「買っても読めない/使いこなせない」
と購入をためらっている方も多いのではないでしょうか、

これは私も同様で、流行りに乗じて購入したものの
読み始めるのに数ヶ月、読み終わるのにさらに数ヶ月
この本に一年近い時間をかけました。

しかし、読んでいない数ヶ月にもこの本には多くの学びがありました。
そんな内容以外の買ってよかったところを紹介します。

本棚の見栄え

私が本書を購入した理由はもちろん独学をしたいという思いからですが、
紙版で購入した理由は本書が分厚くて、本棚の見栄えが上がるからです。
788ページというボリュームから生み出される厚さは脅威の5cmであり、
本が数冊しかない中でも、本棚全体の印象を高めます。

現状独学にそこまで興味がある訳ではないという方でも、
とりあえず本棚に入れるためという目的でも購入する価値ある本です。

選択肢を与える

本書が視界にあると、行動の選択肢に常に独学が加えられる
これは置いてあるによって献立が決まるのに似ていて、
スパイスのストックが多い家庭ではカレーが多くなるし、
トマト缶があればパスタを作りたくなるように、
独学大全があれば独学をしたくなるのである。

結果的に独学で本書を使わなかったとしても、行動を起こすトリガー
なった時点で、本書の役割は大きなものでしょう。

独学の後ろ盾

本書の役割を挙げるとしたら「独学をサポートする」でしょう。
副題に「絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法」
とあることからも、独りで学ぶ我々に寄り添ってくれることがわかります。

私は大学の勉強が優先で、独学の意欲は高くありませんでした。
そこで購入当初は「独学に困ったら読もう」と考え本棚にしまいました。
しかしこう考えて以降、かえって独学のモチベーションが上がったのです。
これは本書によって独学における「失敗したら…」という不安を排除し、
「とりあえず始めよう」と思いながら机に向かうことができたからです。

まとめ

本記事は「読んでないけど買ってよかった本」シリーズの番外編として
作成しました、毎月読まない本を何冊も買えないのが正直なところです。

しかし、「読まないから買わない」という考えは意外と損している
というのもまた事実ではないでしょうか、
今後も皆様が本を手に取るお手伝いができたらと思います。

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