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輪廻転生の概念で、「こころ」が救われたお話

こんにちは。黄蝶アミです。

約18年間、私は私自身を許せない気持ちを

ずっと内側に抱えていました。

それなのに、自分ではつい最近まで、

気付いてさえいなかったのです。

アメリカで出会った才能ある女性

私が30歳の時、夫の仕事の関係で

アメリカに住むことになりました。

現地に行ってすぐに

夫の会社の通訳さんで私より3コ上のN子ちゃんと

出会いました。

彼女は敬虔なクリスチャンでした。

空港から自宅に着くまでの車の中で、

「アメリカで何をやりたい?」と聞かれ、

「ゴスペルが歌いたい」と答えた私を後日、

音楽指導をしている先生のところに

連れて行ってくれました。

それから3年間、アメリカを去るまで

私は歌を歌い続けました。

アメリカ滞在中ずっとお世話になることになった

日本人ご夫婦のお宅へ連れて行ってくれたのも

彼女でした。

初めてピザのデリバリーを電話で注文した時も

彼女がいたし、

初めてアメリカ人宅のホームパーティに行った時も

彼女がいました。

同世代ということと、

彼女自身が子供の頃、父親の仕事の関係で転校を

重ね、その時に培った誰とでも仲良くなれる

スキルのおかげもあり、

私は彼女のことを尊敬しつつも仲の良い友達、

という気持ちで接していました。

突然のガン告知

それからほんの数か月後、

彼女が子宮ガンであることを知らされました。

彼女のことを助けてくれる

クリスチャンの方々は沢山いました。

本当にたくさん。

でも私はクリスチャンではなく、

彼女の信じる神様に、彼女と同じ気持ちで

祈ることが出来ず、祈り方も分からず、

ただただオロオロし、疎外感さえ感じていました。

英語も全然喋れないし、

アメリカ社会のシステムもよく分からないし、

役に立ちたいのに、役に立てない。

近くに住んでいるのに。

もっと力になりたいのに・・・。

天国へ旅立ってしまった

治療のため日本のご家族のところへ帰っていた

彼女は、ご家族の必死の支えにも関わらず、

一年も経たないうちに

天国へ旅立ちました。

バイブルスタディに参加していたみんなも、

多くのクリスチャンの方々も、

大勢の人達が、彼女のために祈っていました。

それなのに。

ついこの間、「もうすぐグリーンカードがとれる」

と、笑顔で話していたのに。

私は、心の中の引っ掛かりを言語化することもできず、

一人でいるときに泣くことしかできませんでした。

私の悲しみなんて、他の人に比べたら・・・

いつもニコニコの笑顔で、

誰からも愛されて、

英語もペラペラで、

人間性も素晴らしいN子ちゃん。

彼女の死を悲しむ人は沢山います。

ご家族や、お友達や、教会の人達や、それ以外にも沢山。

私は出会ってまだ間もなく、

お役にも立てなかった。

私の悲しみなんて、他の人に比べたら・・・。

その思いをずっと持ち続けることになるとは、

当時の私には分かりませんでした。

輪廻転生の概念に心の底から救われる

先日、ある方とお話する機会がありました。

その方は、

「セルフ前世療法」の著者の根本恵理子さんです。

今注目を集めている彼女と、

奇跡的にお会いできることになったのですが、

その時に、なぜかN子ちゃんのことを話さなければ、

と思い、N子ちゃんのお母さまが書かれた闘病記を

カバンの中に入れて行きました。

根本恵理子さんは、今までに何千人もの方を、

過去世への旅に誘い、立ち会ってこられた方です。

N子ちゃんの闘病記をお見せすると、

真剣に向き合って下さり、

N子ちゃんはもう転生しているかもしれないよ

と言って下さいました。

転生する期間は、意外と早い場合もあり、

自分の力が発揮できる場所に、

新しい命として生まれ変わっている可能性も

あるのです。

人間の目で見ると、若くして亡くなるという

この上ない悲しみも、

大きな視点で見ると、

必ずしも悲しいばかりではない。

大切なのは、その命が残したもの。

私たちが彼女のことを想い、

精一杯治癒を祈った行為こそが尊いのだと、

教えて下さいました。

涙ぐむ私に、

きっとすぐ横にN子ちゃんがいるんだよ。」と

笑顔で言われました。

その時、私は、

(あ~、自分はずっと自分に怒っていたんだ

と気が付きました。

何も出来なかった自分に。

それでN子ちゃんが、

根本恵理子さんに会って私の話をしてみたら?

って導いてくれたのかな、

それだったら嬉しいな、と思いました。

魂の視点で見ることの大切さ

特にこの数年、

「前世」「輪廻転生」というテーマを

表現した作品がヒットしています。

それだけ、人々の潜在意識がそれを

望んでいるからだと思います。

私が生きてきた48年間の中でもこの数年は

歴史に残る激動の時代だなと実感していますし、

ここから更に色々なことが大きく変わっていく

と思います。

でも変わっていくことを恐れるよりも、

肉体を持った自分がこの世にいる間に、

誰の為に何ができるかを考えて、

精一杯表現していくことが

大切なことなんだろうな、と思います。

たとえ今世で志半ばだったとしても、

あなたが夢に向かって努力し、

人の為に愛を表現しようとした行為こそが

大切なのだと思います。

最後までお読みいただき有難うございました♡


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