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「カレー、ときどき水餃子」

2021年に出版した本、「カレー、ときどき水餃子」の重版が決まった。

思い返せば発売日間近の頃、たまたまタイムウェーバーのセッションをする機会があり、「なにか叶えたいことはありますか」との質問に、「あわよくば重版!」と言った記憶がある。

あれから3年。

今年のはじめに、「重版するかもしれません」という淡い知らせを版元から受けた際、そのための条件というか、とにかく版を重ねるにあたって、「(わたしに)売る気があるかないか」というような意思確認があった。
タイムウェーバーのときは、「あわよくば」なんて弱気だったけど、そんな気持ちではとても重版には届かないのだよ、己の場合は。(自分に向けて言っている)
著者の気合いがひつようってわけよ、己の場合は。
結局は、ものごとを動かすためには自分の意思のベクトルがだいじ、と思い知った出来事だった。
なので、「売る気満々です!」と。

発刊当初はコロナ世(コロナ禍とはなんとなく言いたくない)で伺えなかった、本を置いてくださった各地のお店に巡業したい。それこそ、「カレー(or餃子)作りに行くからみんなで食べませんか」という気持ちです。
2021年当初との違いは、ここ数年少しばかり手相をみれるようになったので、今回は本を買ってくださった方に、もれなく手相トークついてくるやも知れません。
おまけにコロナ世で出合った占星術も活かして、12星座ごとのカレーを拵える、ってのはどうだろう。以下は完全に妄想の世界入っています。

牡羊座/辛くて赤い、トマトベースのカレー。雄鶏の快活さは牡羊座に通じるところがあるのでチキンカレー。

牡牛座/アロマティックな香り高いカレー。牛肉のマッサマンカレーのような。

双子座/全部の中から2種、相盛りしてもらう。

蟹座/家庭的な蟹のカレー(ってどんなだ?)

獅子座/カルダモン、シナモン、ギー。ゴールデンなカレー。

乙女座/白いカレー。ココナッツやヨーグルト、クリーム。野菜がきっちり均等に切ってある。豆も入れる。

天秤座/やたら盛り付けがおしゃれなカレー。洗礼された都会的なカレー。60階の最上階レストランで出てくるようなカレー。

蠍座/ポイズン的なほろ苦いカレー。ビターチョコ、赤ワインも入れて、海老を蠍に見立てたカレー。

射手座/冒険心溢れる骨付き肉のカレー。キャンプで食べるイメージ。

山羊座/じゃがいもが具の土的カレー。しっかりしたグレイビー。山羊肉ではない。

水瓶座/カレーパウダーの入ったサプリ。カプセルに入れて水で飲み込む。それか菌類のカレー。きのことか。

魚座/上記、全部を混ぜたカレー。どんな味になるのかわからない。
渾然一体、融合の味。

12星座のカレーは現実にどうやって落とし込むのか作戦を練らないとな。でも、こんなふうに自由にカレーを考えるのはものすごくたのしい。

そして、手売りで自らいろいろな場所に出向く、というようなことはあんまりしたことがなくて、ていうか元々が引きこもり気味だから内心ドキマギだけど、どうやらやらなきゃならないマスト案件らしい、ってことは不思議なくらい確信している。






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