Kid.iA|見習い情報建築家

関西出身、プロサッカークラブ勤務、二児の親です。「さまざまな問い(Toi)を収めたおも…

Kid.iA|見習い情報建築家

関西出身、プロサッカークラブ勤務、二児の親です。「さまざまな問い(Toi)を収めたおもちゃ箱(Toy Box)」がコンセプトの「Toi Box」を創作。一人前の「理解のデザイナー」になるべく、見習い情報建築家として日々独学で邁進中。音楽、読書、スポーツ好き。よろしくお願いします。

マガジン

  • 「兵站」の歴史から「物流」を読み解く

    一般的にビジネス用語として定着している「ロジスティクス(物流)」という言葉がありますが、その由来は元々「兵站(へいたん)」という軍事用語からきています。軍事観点からその「歴史」を学ぶことで現在の物流との「共通点・相違点」を思考したり、ビジネス観点から捉えたサプライチェーンの「価値」考えたりすることで「物流」というものを読み解いていこうと試みたシリーズです。沢山の方に読んでいただけると嬉しいです。【主な参考物】(参考書籍 :「補給戦-何が勝敗を決定するのか」)(参考モデル : SCOR)

  • 三つの視座から「編集」を学ぶ

    辞書に書かれているような意味だけではない「編集」という言葉が持つ奥深さ、魅力、価値みたいなものを、実際にそれぞれの立場から「編集」というものに深く携わっている方々の活動や言動から学ぶことを試みたまとめです。沢山の方に読んでいただけると嬉しいです。 【ピックアップした方々】松岡正剛さん(研究者の視座)| 鈴木敏夫さん(編集者の視座)| 鳥嶋和彦さん(編集者の視座)| 五味太郎さん(作家・クリエイターの視座)

  • 「情報の扱い方」投稿まとめ集

    一人前の「理解のデザイナー」を目指し投稿してきた今までの「問い」の中から、「情報の扱い方」に関連するものを厳選しまとめています。情報を「与える側」と「受け取る側」双方に少しでも役立てれば、情報に対するストレスを減らすことに一役買えれば、という想いで書いています。沢山の方に読んでもらえると嬉しいです。

  • 「スポーツ関連」投稿まとめ集

    大好きなサッカー周りのコト、スポーツ関連企業の分析やスポーツビジネス情報など「スポーツ」関連の投稿をまとめています。沢山のスポーツ好きの方々に読んで頂き、また楽しんで頂けると嬉しいです。

  • 「二児のパパが3週間ワンオペしたらどうなった?」シリーズ

    私は5歳と3歳の子どもをもつ「二児のパパ」なのですが、あるとき妻が仕事の関係で「3週間」家を空ける期間があり、その時の「ワンオペ」経験を記事にしたものをまとめています。誰とは言わず沢山の方に読んで頂きたいなと思っています。

最近の記事

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なぜ「note」を始めたのか?

はじめまして。 「Kid.iA」と申します。 最近になって何かしらの情報発信をしたいなと思い始めて、じゃあどこで始めようかと考えていたところ、一般的なブログサービスと違って気軽に始めれそうという印象から「note」に辿り着きました。 そんな「note」という場を使って、自分なりに発信していこうと思ったテーマが「情報」についてです。 テーマを決めた背景他の皆さんもそうだと思うのですが、やはり自分の好きなもの・興味が強いものではないと、行動に移したり、長く続けたりすること

    • 肩書きのない自己紹介(Kid.iA)

      こんにちは。Kid.iAです。 この「Toi Box」というnoteを始めて2年半ほどが過ぎましたが、これまで自己紹介と言われるものを一度もやっていなかったことに気づきました。 はじめにやれよって感じですが…。 そこで今回はいつもの投稿とは違い、自己紹介的なものを書いてみようと思います。 とても尊敬している知人に元コスタリカのプロサッカー選手で、現在はサッカー指導者兼保育園園長でもある有坂 哲さんという方がいます。 その哲さんが以前やられていたのが「肩書きのない自己

      • 【絵本作家】五味太郎から学ぶ「理想の編集者」とは?

        こんにちは。Kid.iAです。 毎年のことですが9月も末になると徐々に涼しさも感じることができ、季節が夏から秋に変わっていくことを実感する時期です。 私は四季の中でも「秋」という季節が好きなので(少数派?)、この時期になると少しワクワクとした気分になります。 今年はどんな「秋」になるのか今から楽しみです。 さて、情報を軸に問いを立て考えたことを書いている本note「Toi Box」ですが、複数の視座に立ち「編集とは何か?」を考えてきた「編集・三部作シリーズ」も今回で最

        • 編集者・鈴木敏夫と鳥嶋和彦の「共通点」を探る

          こんにちは。Kid.iAです。 ここ数ヶ月間、集中して時間を割いていたコトがひと段落したこともあり、少し時間を作れるようになってきた今日この頃。 思考するだけして放ったらかしにしていたnoteも、前回投稿がいつだったかを見てみるとその時期なんと7ヶ月前! そんな長い間書けていなかったのかと・・・。 そりゃ自宅で栽培中のレモンもスクスクと育つわけです。 (収穫報告ができるといいな) 毎回情報を軸に問いを立て、考えたことを書いている本note「Toi Box」ですが、

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        なぜ「note」を始めたのか?

        マガジン

        • 「兵站」の歴史から「物流」を読み解く
          4本
        • 三つの視座から「編集」を学ぶ
          4本
        • 「情報の扱い方」投稿まとめ集
          36本
        • 「スポーツ関連」投稿まとめ集
          15本
        • 「二児のパパが3週間ワンオペしたらどうなった?」シリーズ
          5本
        • ビジネス書「仕事に関する9つの嘘」
          11本

        記事

          編集とは「新しい関係」の発見 -松岡正剛に学ぶ情報編集術-

          こんにちは。Kid.iAです。 最近11年ぶりにMacBook Airを新調したのですが、いつの間にかiTunesがなくなっていたり、USBポートがないことに気づかなかったりと、かなりの浦島太郎状態でした・・・。 ですが、そこは最新のM1チップ搭載モデルということで、今のところ快適に使用できています。 (これでnoteの更新頻度も上がるはず!?) 毎回情報を軸に問いを立て、考えたことを書いている本note「Toi Box」ですが、前回投稿にて告知をしました、複数の視点

          編集とは「新しい関係」の発見 -松岡正剛に学ぶ情報編集術-

          「編集」とは何か?-学者/編集者/作家 3視点での考察-

          こんにちは。Kid.iAです。 ふと気がつけば、今年も残りわずかとなりました。 同時に、前回投稿から半年も過ぎていたことに気づきました。 書きたいことはボンヤリと頭に浮かんではいたものの、ある程度のカタチまでまとめるのに大分時間がかかりました。 その間、書籍を読んでインスピレーションを受けたり、知人から貴重な意見を頂いたり、その分野の専門家の方にインタビューを行ったりしながら、少しずつではありますが思考を進めていきました。 毎回情報を軸に問いを立て、考えたことを書い

          「編集」とは何か?-学者/編集者/作家 3視点での考察-

          「思考」について、思考してみた。

          こんにちは。Kid.iAです。 最近、楽器(ベース)と同様に積極的に学んでいこうと思っているものがあります。 それが「スポーツファイナンス」です。 プロスポーツクラブの経営やビジネスを「ファイナンス」の観点から捉える学問でまだまだメジャーとは言い切れませんが、そうした「スポーツファイナンス」を盛り上げていこうと、昨年発足し先月から新プログラムで運営が始まった「山田塾」というオンラインゼミがあります。 これまでスポーツ好きを自身のnoteでも書いてきた私としては、「大好

          「思考」について、思考してみた。

          米空軍大佐と最強棋士の共通点から語る将棋の魅力

          こんにちは。Kid.iAです。 つい先日note公式からのお題「#将棋がスキ」が目に留まったこともあり、今回は将棋について少し書いていきたいと思います。 お題が目に留まったのも、6歳の長男とちょうど将棋の勝負をしていたときでした。彼は自宅では私との対局やタブレットゲームで、学校の児童会でも友達と対局したりと最近かなり将棋にハマっているようです。 かくいう私はというと腕はド素人、小学校低学年のときに家の前に住んでいたおじいさんが外で将棋を指していたのを見て興味を持ち、教わ

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          ベン図の活用!ビジネスシーンで相互理解を促す「三つの円」

          こんにちは。Kid.iAです。 暑さが増してきた今日この頃、皆さんは体調を崩さず過ごされていますか? ネットの売れ筋ランキング等を見てみると、ネッククーラーや扇風機、冷感寝具類といった「夏対策商品」みたいなモノも売れ始めているみたいですし、皆これから来る夏本番に備え始めている時期ではないでしょうか。 そんな夏を告げるような連日真夏日の中で、自分はというと趣味の楽器(ベース)を楽しんでいます。 そして絶賛練習中の曲というのが、 yamaさんの「春を告げる」。 「・・

          ベン図の活用!ビジネスシーンで相互理解を促す「三つの円」

          「一人の人間として見る」ってどういうこと?

          最近ふと考えました。 ある特定の人を 「一人の人間として見る」 ってどういうことなんだろう、と。 私には今年7歳になる息子がいます。 自分よりカラダの小さなその人は、 自分の子どもであると同時に 男の子もやっていて、 お兄さんでもあり、 スキなものや キライなものも それなりにあり、 世の中に対する 好奇心や疑問なども持ちながら、 小学生もついでにやっている。 そんな、一人の人間です。 そう考えると、その人のパーソナリティや心理というものを「小

          「一人の人間として見る」ってどういうこと?

          30年前の対談集が照らし出す「いま」という時代の地図

          こんにちは。Kid.iAです。 昨日、noteのタイムラインを見ていると公式からのお題「#人生を変えた一冊」が目に留まりました。 私の場合、お題に参加することは普段ほぼ無いのですが人並みに読書をすることもあって「何かあるかなー。」と本棚へ。 並ぶ書籍をしばらく眺めていると、 「あ、これいいかも。」 と、ふと手にとった一冊がありました。 それがコチラ。 「対談集 絵本のこと話そうか」 2018年8月26日に初版が発行されて即購入した本書。 今から約30年前の1

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          親の質問が子どもの言語化力を育む

          こんにちは。Kid.iAです。 先日、長男(6歳)の唯一の習い事であるスイミングスクールへいつものように車で送り迎えをしていました。 もう通い続けて一年近く経つと思うのですが最近になって 「スイミング、やめたい」 と呟くように。 基本「別にやめたいんなら、やめていいよ。」というスタンスなのですが、一応理由を聴くんですね。「なんでなの?」と。 ただ返ってくる言葉はいつもあいまいで、どこかはっきりしていません。 切羽詰まっているわけでもなく、また常に言ってくるわけで

          親の質問が子どもの言語化力を育む

          アンパンマンに学ぶ「共生」という考え方

          こんにちは。Kid.iAです。 なんかいきなり暑くなってきましたね。 しかもこれからずっと雨が続く予報で、早くも梅雨入りみたいな…。 この「ほぼ毎日雨」みたいな10日間。 新型コロナウイルスが猛威を振るう世の中「おウチで大人しくしとけ」ということですね。きっと。 そんな中で、こちらもほぼ毎日といっていい程我が家の子どもが通園前に夢中になって観ているアニメがあります。 そのアニメというのが皆さんもよくご存知、国民的アニメと言っても過言ではない「アンパンマン」です。

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          欧州サッカークラブにおけるバランスシートの考察

          こんにちは。Kid.iAです。 今日で今年のゴールデンウィークも最終日。 各地で緊急事態宣言も出される中、皆さんはどのように過ごされましたか? 私はというと実家で久々にBBQをしました。 (子供達は火おこしを手伝ったりで大満足!) コロナ禍で思うように外出ができない状況ゆえ、家にいながら何かを楽しむ人が多かったのではないでしょうか。 さて、UEFA発行の「Club Licensing Benchmarking Report」シリーズですが今日で10回目、約3ヶ月間

          欧州サッカークラブにおけるバランスシートの考察

          PL・BS視点で読む欧州サッカービジネスの移籍金

          こんにちは。Kid.iAです。 最近嬉しい出来事がひとつありました。 ある日、今年から小学一年生になった長男が何やら「チラシ」を持って私のところにやってきました。学校の帰り路、正門前で配っているのを受け取ったみたいです。 なんだなんだと思いさっと目を通してみると、そのチラシは週末にやっている「サッカークラブ体験会」の案内でした。 長男「サッカーやってみたい!!」 私自身サッカーをするのも観るのも好きなのですが、息子に対して今まで勧めたりはしてきませんでした。 それ

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          欧州サッカービジネスの「営業利益と純利益と移籍金」の関係性

          こんにちは。Kid.iAです。 先日からニュースやSNSで盛り上がっている「欧州スーパーリーグ構想」のアレコレ。 UEFAと欧州各国サッカー協会、一部のビッグクラブが大きく関係しているこの話、すでに沢山の方々が多様な意見を出されています。 利害関係者のそれぞれの立場、これまでのリーグやクラブ発展の歴史、また本noteでも過去記事で取り扱った「欧州サッカークラブの収入源」の内容等を踏まえて見てみるとまた面白い出来事だなと個人的には思います。 今後何が起こり、どういうプロ

          欧州サッカービジネスの「営業利益と純利益と移籍金」の関係性