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Binance Infoの使い方。客観的な評価としてRatingまとめが便利。

Binance Infoは、公式の説明によると、市場データ、価格に関するアクション、各プロジェクトの情報の網羅を目的としたプロ向けのプラットフォームです。

プロ向けと言っても、英語さえ理解できれば普通に使うことができます。日本語の対応は、Binance自体が一度日本語をのせた後に、金融庁の指摘で日本語を外したことがあるため、当分ないでしょう。

日本語できちんと紹介したところが少ないので解説してみます。

結論からいうと、主要通貨や草コインのRating(格付け)を知りたい人にはおススメですが、一覧性に難ありです。

Ratingの見方

Binance Infoにアクセスすると、まず通貨のリストにとびます。

https://info.binance.com/en

ここでは例として、BTCをクリックしてみます。

https://info.binance.com/en/currencies/bitcoin

すると、BTCの詳細の画面に飛びます。まずはRatingを見るために、The Latest RatingTakenInsightをクリックしてみましょう。

https://info.binance.com/en/rate/detail/1050

するとレポートの詳細画面に移ります。この画面では、Token Insightが行ったレーティングレポートを見ることができます。画面の右のDownload Reportからは詳細なpdfファイルもダウンロードできます。

画面の下のほうのリンクでは、他のレーティング機関が行ったレポートにジャンプできます。

ちなみにこのBinance Infoでは、下記の機関がレポートを出しています。大小の差はありますが、格付けを専門に行っている機関が多いです。ただ格付けで有名はWeissが入っていない点が気になりました。(四角の枠内をクリックすると、格付け機関のページに飛びます)

① blokt(英語)

② TokenInsight(英語)

③ DPRating(英語)

④ Coin Bureau(英語)

⑤ ICO Bench(英語)

⑥ Picolo Research(英語)

⑦ Crush Crypt(英語)

⑧ Coin Daily(英語)

⑨ ICO Rating(このページは日本語があります)

⑩ ONE.TOP(中国語)

⑪ ICO Crunch(英語)

⑫ 共享财经(中国語)

ちなみに有名なWeissのページはこちら。(このページは日本語です)

また、上記機関のTwitterをチェックしてもフォロワーが2-3,000人だったりと少ない所が多いです。大手ニュースサイトのフォロワーが2-30,000人と10倍近いことから、まだ影響力は少ないかもですね。

それぞれの機関が独自の評価項目で、通貨をレーティングしています。チームメンバーの力、開発力、コミュニティの強さの3点を見ている物が多いです。

例えばbloktでは、広告力、コミュニティの強さ、プロジェクトの透明性、提携先、開発状況をまとめてこのようにレーティングしています。ここではICONという通貨を例で上げますね。

https://blokt.com/ico-ratings/icon-icx

TokenInsightでは、チーム、プロジェクト、経済面の側面からレーティングを行います。ここに英語ですが詳細が書いてあります。

https://tokeninsight.com/tokenpdf/method

DP RatingはGithubをメインにしてレーティングを行っており、チーム、開発力、コミュニティを指標にしています。日本語ではこの記事が詳しいです。

英語の元記事はこちら。

残念ながらBinance Infoは、各通貨のRatingの一覧を見ることができないですが、この記事で分かりやすく表にしてあります。


コインの概要の見方

他にも、Binance Infoの各コインのページでは、最大発行枚数、承認形式、ホワイトペーパーなど概要を知ることができます。

https://info.binance.com/en/currencies/bitcoin

この辺はCoinGeckoと競合していますね。CoinGeckoは日本語があるので、概要を知るだけならこちらの方がおススメです。

まだBinance Info自体が出しているRatingやレポートは無いので、今後はそのあたりを出してくれることを期待ですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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