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『真実を告げる、その時まで』 《しおんの詩〜第二章〜》 5/100

実はさ…
ずっと前から、おまえのこと
好き、だったんだ

でも
なかなか伝えるチャンスが来ない

どうやって
この、複雑な状況を伝えたらイイか
自分の気持ちを、誤解なく伝えられるのか
正直、わからなくて…

今でも、今になっても
本当にこれで良かったのかわからない

もしかしたら…

自分の本当の姿を見せたら、
おまえのココロが離れてしまうかもしれないし、
もう、二度と会えなくなるかも…

だから、
必ず、この気持ちは伝わるはずと信じて
もう少し、だけ…

【女友だち】として、
おまえのそばにいさせてもらうよ

いつか、
真実を伝える日が来て

片想いじゃなくなる時まで


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