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【子供とワクワク旅育@福島被災地への旅(5)相馬・松川浦】夕食は絶品浜焼き! イカ・カレイ・トウモロコシ 

この記事の旅育ポイント!

  1. その土地ならではの食材に出会える!

  2. その土地に生きる人の思いに触れ、土地への理解が深まる!

  3. 調理をして食べる体験は食育につながる!


夏休みに震災の数日後に生まれた中学生の娘との福島旅行にでかけました。

1泊2日の旅でとても楽しみにしていたのが、宿泊した「亀屋旅館」の若旦那たちが運営する「松川浦の若旦那たちとの浜焼き」体験! 

震災で失われた「浜焼き」を復活させ松川浦の魚介の魅力を体験できるように企画された若旦那プロジェクトの夕食です。

今回のツアー参加者でなくても、亀屋旅館や若旦那たちの『松川浦ガイドの会』に予約をすれば誰でも体験できるプログラムなので、南相馬・松川浦エリアへの旅の際にはぜひみなさんに体験してほしいプログラムでした。

今回の旅の1泊2日の福島旅育ルートは、以下の記事をチェック!

旅育にも! 福島県「松川浦」(相馬)の場所はココ!

まずは、「松川浦」の場所をチェック!

宿に荷物を置いた後、周辺を散策してみました。

古くは万葉集にも歌われ江戸時代は相馬中村藩の遊休所にもなった美しい海辺の街で、海の景観の美しさから「小松島」と言われる福島県内唯一の潟湖です。

満潮時に海から突き出しているのは、あおさの養殖の棚

旅先でその土地ならではの風景に出会うと、子供がその土地で新たな発見をしてくれたらいいなと、旅先では宿やスポットのまわりを散策するようにしています。

あおさのほかにホッキガイもこのエリアの名物! 巨大なホッキガイが日常的に食べられるのも、今回の旅で知った福島・松川浦の魅力でした!

ホッキガイについては別のエントリーで!

松川浦の旅館の若旦那たちが復活を目指す「浜焼き」は楽しいよ!


今回の旅の夕食は、宿泊した亀屋旅館の若旦那をはじめとした松川浦の旅館の若旦那4人が今、復活を目指している「浜焼き」。

若旦那たちが浜焼きをはじめたきっかけとしてこんなお話がありました。

僕たちが子供の頃は松川浦の旅館の前を海水浴に行く沢山の人が通り、そいう人たちに浜焼きを売る屋台を出してにぎわっていました。東日本大震災でそういったこともできなくなり、4年を経て復活していこう! 松川浦の豊かな海の幸を知ってもらおう! そんな気持ちで、松川浦の旅館の若旦那4人で構成される『松川浦ガイドの会』でこのプログラムを立ち上げました

「浜焼き」についての説明を聞いたあと、いいよ「浜焼き」がスタート!

テントの下に炭火のコンロが用意され雰囲気が盛り上がってくるなか、子供たちは、浜でとれた、カニやタツノオトシゴなどの入れられたたらいに大喜び!

「浜焼き」で焼いたもの!


焼くのは、イカ、カレイ、トウモロコシ、ホタテ、焼きおにぎり! 

1人一匹イカやカレイが用意されている様子に子供たちも大興奮です!

「浜焼き」で串うち体験!

まずは、テーブルにあらかじめ用意されている自分の名前がつけられた専用の竹串を使って、自分で串うちをするところから体験スタート!

ビニール手袋→軍手の順に手にはめたら若旦那たちと一緒に串を打って行きます。

途中で、「カレイとヒラメの違いは?」などの魚介ミニ知識の解説もあり、盛り上がります。

「浜焼き」って焼くのが難しい! そしてものすごく手がこんでるのにびっくり!

この日は、イカとカレイの串うちを教えてもらいましたが、それぞれ打ち方も焼き方も、焼きにかかる時間も違いました。

打ち方を変えているのは、専用の竹串は1本1本特注で手作りされ何度も使用できるようにするため。たいせつな串を炭火から守るように魚介の内側におさまるように串を刺していきます。

また、魚介それぞれ上手に火が通り、焼きあがった姿が美しいようにということも考えらえていました。

例えばこのカレイは、お皿の上にのせたときに、まるで泳いでいるように見えるように串をさし、強い炭火の火で焦げしまいがちなひれには、しっかりと化粧塩をつけることも教えてもらいました。

そういえば、実家の母は食卓に出す魚の塩焼きにも化粧塩をしますが、私は焼けてればいっか! という気持ちでひれが焦げるのも構わず焼いてしまうので、もう少し丁寧に料理をしたいなということも思いました。

浜焼きの締めは焼きおにぎり!

浜焼きの締めは秘伝のタレをつけた焼きおにぎり!

若旦那たちが丁寧に焼いてくれます。ごまとタレの香りが香ばしく、こちらも美味しくいただきました。

「浜焼き」を予約する前に考えたいこと

松川浦の浜焼きは本格的。そのため、イカやカレイを美味しく食べられる少し大人向けの食事でした。

参加したタイミングではウインナーなどの小さな子供が食べやすいメニューや、アイスキャンディなどはありませんでした。

子供の食への適応はそれぞれで、食べ慣れないものへの適応がゆっくりな子供の場合はとうもろこししか食べられないということも起こりそうです。

ただ、大人には最高でした!

見てください上の写真のイカのまん丸! プリプリ! サクサクな様子!

私の人生で食べたイカ焼きの中で間違いなくナンバー1のイカ焼きといえます!

松川浦の浜焼き体験はぜひ以下のリンクから問い合わせをしてみてくださいね!

この記事の旅育ポイント!

  1. その土地ならではの食材に出会える!

  2. その土地に生きる人の思いに触れ、土地への理解が深まる!

  3. 調理体験をして食べる体験で食育につながる!


利用したのは、JTBの被災地を巡るミニマムなツアーですが。こういったツアーを定期的に継続的に行っているのはHISスタディツアーです。

現地の食文化などを体験できるものも多いので、時間的余裕があれば、HISのツアーも以下のリンクからぜひチェックしてみてください。

リンク先で、検索条件を「日本」に絞るとツアーが出てきます。

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▼お問い合わせ
相馬市観光協会
0244-35-3300
福島県相馬市中村字北町55-1
⏰ 9:00~17:00
定休日 土・日曜/祝日

▼松川浦 潮路の宿 亀屋

亀谷旅館をチェック!

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