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息苦しさ=生き苦しさがここに。メインタイトルとは違うトコロで妙に納得。

時間を作っては苦手分野を「平たぁーく」勉強しようと思って手にした、こちらの本。
「見るだけノート」シリーズのメタバース版。

そんなに深く知る必要もない(と、思うんだけど…)から読みやすいのが1番よねと。
ところが、メタバースの説明はさておき、一つ一つの文章でなるほど!と膝を打ちたくなるモノが多く。大変ためになります。

特に強く共感したのはコチラ。(文章そのまま抜粋は避けます。).

「多様性と個人の権利の双方が認知されている現代は、コミュニケーションの難易度爆上がり」
というモノ。確かに。

多様性も、個人の権利も、押し付けあってる。
本来は受け入れ合うモノであるはずなのに。

ここが大事なんじゃないかと思う。受け入れあうこと。しなやかさ。

本では、挿絵で何気ない会話が「ハラスメントだ!」とか「人の生き方に口を出すな!」と強く返されてしまう場面も描かれていて。「こりゃぁもう、誰とどんな会話をすれば良いのか分かんなくなっちゃうなぁ…」と眺めています。

メタバースの本の中では、「SNSのフィルターのかかった世界では、気の合う仲間に囲まれて、承認欲求も、自己肯定感も波風立てずに満たすことが出来る」とあるんだけど…

はてさて…それで。それだけで良いのかなぁ…

でも、主張が増えてコミュニケーション力にウルトラC級の難易度が求められる時代、息苦しい=生き苦しさを抱える人たちの憩いの場にはなっていくんだろうなぁ…

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