見出し画像

捨ててはいけない知識〜文理選択の在り方から考える〜

人生は選択の連続である。

あのときに
こういう選択をしておけば
良かったと
後悔したことがある人も
多くいると思う。

私もそういう後悔を
何回もしてきた。

しかし、ふっと
最近思うのだ。

私が後悔しているのは、
自身が選んだ選択に対してではなく
選択肢を自分で狭めてしまったことに
対してなのだということを。

1.理系か?文系か?

今日は、あなたに
この記事を紹介したい。

(2024年4月17日「産経新聞」社説)

この記事は、
現在、問題となっている日本国民の
「理数離れ」について取り上げており、
日本の文理選択に対する考え方に
疑問を投げかけている。

現在、日本では
高校1.2年時に文理選択をするのが
一般的であると思う。

受験を意識した上で
文理選択をし、
その後は
受験科目に全力を注ぐ。

学生の頃の私は、
この方法で良いと思っていたが、
社会人になり、
文理選択に対しての考え方が
変わった。

それは、なぜか?

2.文系を選択した私

私は、小さな頃から
医師になりたかった。
しかし、数学が苦手で
文系を選択した。

文系を選択した後、
児童福祉に興味を抱き、
大学時代は
福祉分野を必死に学んだ。

社会人になり
児童福祉の現場に携わり始め、
自分がやりたいと思った仕事に
就けて本当に良かったと感じた一方、

医師になれていたら・・・
と後悔する気持ちも強まった。

児童福祉と医療は
一見するとかけ離れている分野に
見える。

しかし、現場にいると
福祉と医療の両立がいかに
大切かを感じる場面が多かった。

そういったことから、
私は小さい頃からの夢を
まだ捨てきれずにいる。

ワガママかもしれないが、
もっと勉強できる時間がほしい・・・
もっと自分に理系の知識があれば
自分の夢を追いかけることも
できるかもしれない・・・

そう思うことがあったため、
私は、文理選択の在り方に
疑問を抱くようになった。

3.選択肢を狭めないために

社会人になって
仕事に就くことが
人生のゴールではない。

そこからが
始まりなのだ。

社会人になり、
様々な経験を積んだことで
今までとは違う分野を
学んでみたいと感じたときに、

誰にとっても
学びやすい環境に
なってほしい。

「学生の頃に
理系(文系)を選択したから
文系(理系)の分野は無理だ」

と自身の選択の幅を
狭めてしまうことは
もったいない。

理系科目、文系科目
どちらも必要であることを
しっかりと受け止め、

文理選択の意味やタイミングを
もう一度見直してみていただきたい。









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?