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【きふくりLOG】ランダムキフ

こんにちは、キフクリエイト山本です。

Random walkという言葉をご存知ですか?
聞いたことがある方も結構いらっしゃるかと思います。

私がいつもたくさんの学びを頂いている著者さんの本の中に出てくる言葉で、コーチングを学んでる方はもうよくご存じかと思います。

簡単に言うと、未来(目標)に一番近道だと思う直線を描き進むのではなく、大きく蛇行する道を描きながら未来に向かうことをランダムウォークというそうです。

色んな場所へ蛇行しながら進むので、一見効率が悪くとても時間が掛かるように思うけれど、気づいたら目標を達成していた…
ということが起るという仕組みです。
見た目の距離ではなく、加速(軽さ)が大切で、その軽さはランダムに歩く中から生まれるものなんですね。(中身はだいぶ端折っています)

蛇行することで、思いがけない出会いやキッカケ、学びがありゴール達成が加速ということが起ると同時に、直線で進もうとすると、行動がどんどん重たくなるという作用も働くんだそう。
例えば、逃れられないという思い込みや、妙な責任感など。

そんなことを学びながら「寄付でもこれをやってみよう!」というが浮かびました。


キフクリエイトの寄付先の選び方のひとつとして、
「顔が見える」
「活動が見える」
ということを大切にしていて、寄付をお預かりしている皆様に責任をもって活動が伝えられること、代表やスタッフさんの事を語れることを大切にしています。

これはこれで、キフクリエイトが大切にすることとしながらも、「寄付をより身近でPOPに」をテーマに挙げているので、寄付をPOPにするというゴールに対して、ランダムウォークならぬランダム寄付を毎月キフクリエイト(山本個人的にも)自身がしてみようと思ったのです。

そうすることで、全く知らない取り組みを知ることができるかもしれないし、人との出会いに繋がるかも知れない。
あとは、「寄付をする」という行動に対して、もっと違うモチベーションに出会えたり、ネガティブと思い込んでいるモノゴトの、ポジティブな側面への出会いになるかもしれません。

どんなことが起るのか、もしくは何も起こらないのかわかりませんが、全て実験ですよね!

毎月、
・たまたま出会った団体や活動
・今まで全然関心を持ってこなかった取り組み
・私が今居る場所からかなり遠い場所で起きている問題
などなど
とにかく、今の自分から「遠い」と感じているものに対してアクションをしてみようと思います。


2月は「小さな木地屋さん再生プロジェクト」さんへ寄付させて頂きました。
これは友人のSNSのシェアでたまたま拝見し、即寄付。
まず、お恥ずかしながら「木地屋」さんを良く知らなかったんです。
轆轤を使って木製の御椀や器などを作る職人さんがいることは知っていましたが、それを「木地屋」という名前だということを知りませんでした。15世紀から伝わっているということも。

面識がない方のお父さんお母さんお2人だけで何十年もやってきた仕事場と住宅が震災で被害を受けたことから、職人さんをその工芸を守るということでスタートしたプロジェクトでした。

ここで、私がなぜ即寄付アクションに進んだのかを後々振り返ると
・「木地屋さん」を知ったことで、私のひとつ世界が広がり、またひとつ素晴らしい日本の職人の技術や歴史を知れたことへの御礼の気持ち
・このお父さんとお母さんの歴史(ストーリー)を短い文章で感じられ、頑張って欲しいなという小さな気持ちが芽生えた
・全く面識のない方
理由はこの3つ。

寄付をする際、寄付の使われ方ってとても気になる部分だと思います。
「誰のプロジェクトなの?」
「寄付はどうやって使われているの?」
「どうやって、どれだけ届いてるの?」
などなど、寄付に対してすごく気になることが多いと思うのですが。
ランダムウォークならぬランダム寄付は、
気になった時はとことん調べ、気持ちが動くままのときは動いたままに届ける…そんなことをやっていきます。
寄付先との出会いから、寄付アクションまでと自分の、寄付アクションの前後の動きを客観観察してみます。
個人的は1つの実験です^^


3月はどんな寄付に出会い、どんな気持ちに出会い、自分の中でどんな科学変化が起こるのか楽しみです!


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