けんたろうきがわ

大学休学してヨーロッパを遊び歩いてる不成者です どうぞお手柔らかに

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最近の記事

【遊学】6月11日〜14日(タンジェ)

このままスペイン〜ポルトガルと旅を続けようかとも考えたが、シェンゲン域内滞在期限とその後の予定がどうにもうまく合わず、せっかくなのでジブラルタル海峡を越えてアフリカ大陸まで寄り道をしてみることに。 とはいえ、この後の予定的にも15日にはスペインに戻らねばならないので、そんなに色々と回れるわけではないのだが、、、 とりあえず、モロッコはタンジェに基本的には滞在しながら、久しぶりのバックパック旅行の疲れを癒しつつ、この後の旅程の詳細を決めていくのがこの数日の目的である。 ◯6

    • 【遊学】6月9日〜10日(グラナダ)

      本来ならばバルセロナにもう少し滞在するべきだろう。本格的な滞在一日というのはバルセロナに失礼である。とはいえ、ここまで急ぎでバルセロナを発つことには理由がある。アルハンブラ宮殿の予約した訪問日が迫っているのだ。 イスラム圏の文化とキリスト圏の文化がたびたび出会う街グラナダにアルハンブラ宮殿はある。その見事な建築様式の融合は多くの人々を惹きつけ、年中訪問客でいっぱいである。例によってそのような場所は先んじて予約を取る必要があり、僕の場合は3週間前の大まかな旅程をもとに、6月1

      • 【遊学】6月8日(バルセロナ)

        ◯バルセロナ散策 アルハンブラ宮殿の入場券を10日で取ってしまっているため、明日にはグラナダへ行かなければならない。つまり、バルセロナ観光ができるのは今日いっぱいと言うことになる。1日でバルセロナ観光なんて体が耐えられるのだろうか?特にここ数週間はひたすらダラダラと過ごしていたので余計心配である。 朝ごはんを済ませてバルセロナ市内へ。まず向かったのはカサ・ミラ。ガウディの手がけた住宅で、直線が一切使われていないというものだ。てっきり住宅だが、人が住んでいるわけではないよう

        • 【遊学】6月6日〜7日(パリ→バルセロナ)

          ◯6月6日 昨日、宿に戻った頃には日付が変わっており、今日になっていた。応援でひどく疲れていたので今朝はゆっくり寝て、午後から動き出す。本来であれば、今日はモン・サン・ミシェルに行く予定だったのだが、こんな体力では到底無理なので中止にして良かったのかもしれない。 一昨日いったルーブル美術館はGetYourGuideというサイトで購入し、その際にセーヌ川クルーズがついているものを購入。今日はそのデーズ川クルーズに行くわけだ。パリのシンボルであるエッフェル塔の麓から少し離れた

        【遊学】6月11日〜14日(タンジェ)

          【遊学】6月5日(全仏オープン)

          出国前に購入した全仏オープンのチケットもラスト1枚。この日は昨日合流した友だちも1人一緒に観戦に行く。ともに高校時代を別々のテニス部のキャプテンとして過ごしたくらいにはテニスが大好きなので、一緒に観るのにも期待が膨らむ。 この日は本戦の4回戦を行っており、4回戦ともなるとトッププロの試合数も絞られてくるため、ジュニアの試合や車椅子テニス、レジェンドマッチなども入ってくる。僕らはセンターコートのチケットを持っていたが、最初に向かったのは10番コート。レジェンドマッチできていた

          【遊学】6月5日(全仏オープン)

          【遊学】6月4日(ルーブル美術館)

          ◯合流 パリ北駅の有人切符売り場に並んでいた。何故並んでいたかと言うとモン・サン・ミシェルに行くための電車のチケットをキャンセルするためだ。なぜキャンセルするのだと思うかもしれない。僕だってできることならキャンセルしたくなかった。しかし、モン・サン・ミシェルと最寄駅を繋ぐバスの座席が取れなかったのである。駅から歩ける距離ではないため、キャンセルせざるを得ないのだ。 そして、こういう少し調べれば済むものをそのままにしておける、むしろ一切合切が全て手遅れになるまで毅然とした態度

          【遊学】6月4日(ルーブル美術館)

          【遊学】5月31日〜6月3日(パリ)

          お金がなくてダラダラとした日々を送っております。薄い1日が多いですが、たまにヴェルサイユ宮殿などといった見応えのあるところにも行ったりしました。おそらく読み応えのない文章だけれど、これはあくまで備忘録、、、 ◯5月31日 この日は3月25日にパントマイムショーをやっていたパリ在住のご夫妻に会いに行く。まずはお昼ご飯を食べがてら、パリ東駅から少し行ったところにメディアカフェなるところへ。ここはパリにある小さな日本文化会館のようなもので、パリの中では大層お手軽な価格で日本食に

          【遊学】5月31日〜6月3日(パリ)

          【遊学】5月30日(全仏オープン)

          ◯西岡選手、大逆転 全仏オープンの初戦の観戦にやってきた。前回は予選決勝だったが、今日は本戦ということで空気感が少し違う。人も多く、ほとんどのコートで試合が行われている。緊張感と観客の高揚とが混ざったなんとも言えない感じがワクワクを掻き立てる。 僕が好きなデミノーはこの前の日程で既に初戦を終えており、無事一回戦を突破している。さて、では誰を観ようかと試合の予定表を見ると、第一試合に日本の西岡選手がいるじゃあありませんか!これは見逃せないと指定のコートへ急ぐも、既に満員近く

          【遊学】5月30日(全仏オープン)

          【遊学】5月26日〜29日(パリ)

          パリは高い。とにかく高い。ヨーロッパの中で一番物価が高いのではなかろうか。ドイツよりも高いし、観光施設はどこに行こうにも金がかかる。3月末に高校の同期とすでにパリ観光をしてしまっているので、今回のパリ滞在は全仏オープンと前回ストライキで閉まっていたヴェルサイユ宮殿に行く以外は慎ましく過ごすと決めていた。 次の全仏のチケットは30日。正直なぜこんなにも微妙な日程の開け方でチケットを取ってしまったんだと思わないでも無いが、2ヶ月前の自分を責めてもしょうがない。慌ただしい2ヶ月を

          【遊学】5月26日〜29日(パリ)

          【全仏オープン】予選決勝のすゝめ

          テニスが好きなら誰もが夢みるグランドスラム観戦。せっかくグランドスラムを観戦するなら本線だけでなく、予選決勝も観るのはいかがでしょう? この記事では僕が全仏オープンの予選決勝に行った経験から、今後グランドスラム観戦へ行く人たちの参考に「値段」「選手との距離」「物販」の観点から予選決勝の良さについて語ります。 ◯値段 グランドスラムのチケットといえど、その値段は多種多様。開催当初のアウトサイドコートであれば安いし、センターコートは一番安い席でも15,000はくだらない。いい

          【全仏オープン】予選決勝のすゝめ

          【遊学】5月25日(全仏オープン)

          ◯全仏オープン!!! 全仏オープンの開幕は28日の日曜日なわけだが、では3日も前にどんな野暮用で行くのか? 予選決勝を観に行くのです 正確には予選決勝で使っていないコートでやっている本線選手の練習を観にいくのです(僕の行ったこの日には予選に出場していた日本人選手たちは残念ながらみんな敗退してしまっていたので)。 というわけで、まずはセンターコートのフィリップ・シャトリエへ!朝イチの最初の練習はアルカラスとワウリンカ。 アルカラスは歴代最年少で世界一位に登り詰めたイケイ

          【遊学】5月25日(全仏オープン)

          【遊学】5月24日(ケルン→パリ)

          さて、早いものでヨーロッパを旅行するようになって2カ月が経った。全く知らない土地と文化で暮らすと言うのは中々刺激的なもので、楽しいは勿論、それと同じくらい大変だったりもする。何故僕がその辛さ、大変さに耐えてきたのか。そう、全仏オープンを観たいがためである。 全仏オープン、またの名をローラン・ギャロスはテニスの四大大会が一つであり、全てのテニス選手はこのタイトルを取ることを夢見て日々練習に励んでいる。中でも全仏オープンは四大大会でも唯一のクレーコートのサーフェスであり、泥くさ

          【遊学】5月24日(ケルン→パリ)

          【遊学】5月23日(ブリュール)

          ◯アウグストゥスブルク城 明日は昼前にはドイツを発つので、居候の実質最終日であるこの日は、まず家のベランダの風避けの新調から始まった。一人では骨が折れる作業と聞いていたが、なるほど、確かに一人では難しい。しかし、手伝いに入ればそこまでキツい作業ではなく、程なくして終了。 昼食をおすすめの日本食レストラン(2回目)で美味しくいただき、いざブリュールへ。この日連れて行ってもらったのはアウグストゥスブルク城である。このお城(宮殿)にはすぐ近くに城主が鷹狩りの際に泊まった別邸もあ

          【遊学】5月23日(ブリュール)

          【遊学】5月22日(ニデッゲン・モンシャウ)

          ◯ニデッゲン ニデッゲン城を中心に赤煉瓦造りの建物が立ち並ぶニデッゲン市は、ガイドブックにも載っていないような場所だそうで観光客も僕らの他にはほとんどいなかった。前日まで騎士の仮装大会のようなものが催されていたそうで、振替休日的な感じでやっている店もまばらだったためドイツっ子もこの日を観光に選ばなかったのかもしれない。 1177年以来の長い歴史を誇るニデッゲン城は中世の城らしく、攻防の要として要塞の機能を持ち合わせており、現存している天守閣の部分に繋がる階段にもどこかそれ

          【遊学】5月22日(ニデッゲン・モンシャウ)

          【遊学】5月21日(メッヒャーニッヒ)

          ◯メッヒャーニッヒの野外博物館館 この日はメッヒャーニッヒにある野外博物館へ。ここはドイツ全土の昔ながらの家を保存して、その当時の暮らしぶりを覗き見たり体験したりできる場所になっている。言ってしまえばドイツ版江戸東京たてもの園といったところか。 てっきり昔ながらの家をいくつか作って置いているのかと思っていたが、それぞれ元々建っていたところから解体→運搬→再建という手間のかかる手順を踏んでいるそう。ドイツらしいなぁと。 主に学べるのはその当時の農民の人たちの暮らしぶり。生

          【遊学】5月21日(メッヒャーニッヒ)

          【遊学】5月20日(ボン・リンツ)

          ◯ベートーベンの生まれ故郷 この日は止めてもらっているグリゴールの友人の車選びを手伝ったあと、ケルンから南の方にあるボンとリンツに連れて行ってもらった。 ボンの街は中心地をサッと見ただけだったが、この日は土曜日ということもあってか多くの人で賑わっていた。中心部の広場にはヨーロッパではお馴染みの土地名が書かれたモニュメントがあり、そのすぐ近くにはベートーベンが堂々と立っている。 ボンはベートーベンの生まれ故郷であるだけではなく、その他にもドイツの首都だった過去を持つ。その

          【遊学】5月20日(ボン・リンツ)