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できない事があっても大丈夫!外注すればいいのです

こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日のテーマは、家事のうち、どうしても好きになれないことや、できない事があっても、気にすることはないですよ、というお話です。
すでに結論をタイトルに書いてしまっていますが、誰か他の人に頼むなり、プロの手を借りるなりすればいいのです。

そうすることは、何も恥ずかしいことではありません
私たちは、人間です。できない事があっても当たり前。
いやいや克服しようと無理をしたり、他人と比べて、どうして私にはできないのかしら、と落ち込んでも意味はありません

例えば、ゴキブリを素手でさわれない、という人は、けっこう沢山いるだろうと思います。でも、何とかさわれるようにならなくちゃ、とか、さわれるようになる練習をしよう、という人は、まあ、そんなにはいませんよね。
これは、ゴキブリを素手で触れない、というのは、大した欠点ではない、むしろ普通のことだ、と世間では見做されている、と言うことでしょう。

一方、女性として、出来るのが当たり前だ、と世間的に思われていることが出来ないとなると、肩身の狭い思いをする方も多いことと思われます。
一般的には、家事全般、家中の掃除や庭仕事(雑草抜きを含む)、料理やその後片付け、裁縫(編み物、刺繍を含む)、洗濯、アイロン掛け、部屋や物の片付け、家財の管理などですね。
これらのことのうち一つ、あるいは複数が、大の苦手、やりたくないという方は、かなり多くいらっしゃるだろうと思います。
ただでさえ、毎日の仕事でぐったり疲れているのに、嫌な家事はしたくないですよね。

あなたが独身で、実家住まいの方なら、家事一切は、お母さまがやってくださる、というケースもあるでしょう。
一方、ひとり暮らしで、何もかも自分でやっているけれど、つい手を抜いてしまったり、掃除や洗濯を先延ばしにしてしまう、という方もいるでしょう。

家事というのは、人間が生きていくためのスキルですから、男女関わりなく、また、既婚、独身関わりなく、最低限のことはできなくてはいけない、というのが、私のスタンスです。
今は便利な家電製品が溢れていますから、上手に活用すれば、男性でも女性でも、無駄に時間を取られることもなく、必要最低限の家事をしながら、生きて行くのは可能ではないでしょうか。

明治生まれの私の祖母は、よく、「家に使われてはいけない」と言っていたものでした。
これは、家というものは、人間が快適に過ごすためにあるもので、家を大事にして、一日中掃除しているようでは、人間のほうが家に使われていることになってしまう、これでは本末転倒だ、という意味です。
家事に多くの時間を注ぎ込むのは、家事そのものを仕事にしているのでない限り、人間の生き方として、あまり建設的ではないでしょう。

そこで、必要最低限の家事は出来た上で、得意で好きな分野には力を入れて、楽しみつつ、苦手だったり、どうしても出来ないという家事は、思い切って他人に頼む、というのはいかがでしょうか?

この考えは、私の経験から来ています。
私は、私が私で良かったと思っていますし、自分が誠実で責任感を持っている人物であることに、誇りを持っています。

ただし、正直に言いますが、私は魚をさばくことができません。
魚にさわると思っただけで、ぞっとする、というのが本当のところです。
ですから、夫と息子が釣りに行った時は、帰りは、夫の実家に寄ってもらい、釣った魚の処理を、義母におまかせしていたような体たらくでした。

私の場合は、魚屋さんでおろしてもらったり、切り身を買ったりすれば済むので、特に対策を考える事もありませんでした。
が、娘に料理を教えよう、という時に、私では、魚の扱い方を教えられない(何しろ触れませんから。魚の目と歯、口と鱗が怖いのです。大好きな海老も、頭の付いている物は苦手です)と気付き、思い付いたのが、料理教室に行かせることでした。

娘はABCというお料理教室に通うことになり、そこで教えてもらった料理を、時々作ってくれます。
お正月には、手作りのお節料理を作ってくれるので、とても助かります。

つまり、私のように、魚に触れない、という、明らかなマイナスポイントがあっても、ひとは自尊心を持つことができますし、気位の高さには、影響がないのです。
人間なのですから、出来ないことの一つや二つはあって当たり前です。
何でも出来るのが良い、という思い込みは捨てましょう。

料理教室のように、自分で出来ないことは、他人様の力を借りれば良いのです。

まとめます。
これからは、男性女性、既婚独身、老年若年関わりなく、必要最低限の家事はできることが求められる世の中になるでしょう。
でももし、あなたに、どうしても出来ない、苦手な家事分野がある場合は、潔く他人の手を借りましょう。それは何ら恥ずかしいことでも、不都合なことでもありません。

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