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公的支援って、実際、どうなの?

『公的な支援って、実際、どうなの?』

つい最近、ふとした時に、創業相談者の方から実際に言われた。
「公的支援って、実際、どうなんですか?あてになるのか不安で・・」

・・胸にグサッときた。こうした不安を抱かせているのは、他でもない、
公的支援機関の1つであるオレの責任もあるからだ。
大変貴重なフィードバックなので、踏み込んで率直に伺ってみたところ、

▲(公的支援機関は)誰のために何をしているところなのかわからない
▲相談できるとしても、自分のレベルで相談してもよいのかがわからない
▲いろいろな制度があるのだろうとは思うが、使い方も使い道もわからない

とのことだった。

お話の内容を肝に銘じて、今後の活動の参考とさせていただきたい。
同時に、こうした不安や疑問をもつユーザーも少なくないのではと思った。

そこで今回は、はじめて公的支援を活用される方のために、ここだけはお伝えしたいことを3つにまとめてみた。
それも『支援制度や機関の詳細について細かく説明する』のではなく、できる限りユーザーの皆さまの観点から、創業等の役に立つ情報について簡潔にポイントをリストしてみた。
すぐに読めてしまう量だから、是非目を通してみてほしい!

【公的支援機関のポイント①:基本的に無料で利用できる】

1つ目のポイントは、公的支援機関でのご相談は基本的に【何度でも無料】であることだ。創業のご相談はもちろん、売上を獲得するための営業、金機関からの借入、補助金や助成金の活用方法など、どんなご相談でも承っている。オレ自身、2023年3月の1か月だけでも、以下のようなご相談を承った。

◆起業アイデアについてどう思うか
◆副業をはじめる場合に注意すべきことはなにか
◆インボイス制度は自分の事業にどのような影響があるか
◆個人事業主として開業するための手続きはどのようなものか
◆売上が上がらず困っている、営業策について一緒に考えてほしい など

上記以外にも、税制や保険に関するご相談も無料で対応可能だ。
是非お気軽に利用してみてほしい。

【公的支援機関のポイント②:起業経験者がたくさんいる】

「公的支援機関の相談窓口にいる人に、ビジネスのことがわかるの?」

・・こちらも、オレが実際に言われたことのある、率直なご意見だ。
実のところ、「創業のご相談を承ったり、起業セミナーで講師をしたりする担当者は、自ら起業し、さまざまな成功と失敗を体験してきた方がたくさんいる」ことが2つ目のポイントだ。(マモルの中にも、実際に起業し、事業を運営しつつ、こうした起業や経営相談を承っている人たちがいる)

もちろん、自ら起業した経験はない担当者もいる。だが、お医者さんが必ずしもすべての病気にかかったことがある訳ではないように、実経験はなくとも、立場上さまざまな創業相談を承っている担当者からは、きっと有益なアドバイスがもらえるはずだ。

【公的支援機関のポイント③:意外とご近所にある】

3つ目のポイントは「意外とご近所にある」だ。もっとも身近な支援機関である商工会や商工会議所は、全国になんと二千カ所以上ある。まずはお試し相談に、是非最寄りの商工会・商工会議所や、よろず支援拠点等の窓口へお越しいただきたい(お電話などでもご予約可能)。以下に最寄りの機関を確認できるリンクを併記する。

◆商工会(町村の区域):全国各地の商工会WEBサーチ
URL: https://www.shokokai.or.jp/?page_id=1754

◆商工会議所(市などの区域)商工会議所検索
URL: https://www5.cin.or.jp/ccilist/search?referral=orico

◆よろず支援拠点 支援拠点一覧
URL: https://yorozu.smrj.go.jp/base/

たとえ身近にあっても、いきなり支援機関に連絡をすることは勇気がいるかも知れない。だが、一歩踏み出して思いのたけをぶつけてみることで、必ずや新たな発見や気づきがあるはずだ。対面やオンライン(一部)の相談も承っている。是非活用してみてほしい。

今回は以上だ。

みんなのアドバイスや指摘があって、起業ライダーマモルも5年間やってくることができた。オレたちのサービスや公的支援機関に対するご要望があったら、是非遠慮なくコメントしてほしい。直接の返信がむずかしい場合もあるかも知れないが、今後のサービス展開の貴重な参考とさせていただきたい。

みんなの起業、応援しているぜ!

おわり。


もうすぐゴールデンウィークだな。