【イベント】なくなっちゃう?!「くき漬け」編/きほくラボSessionで「知る・学ぶ・動く」
1.東紀州の人々が夏になると食べたくなる、アレ。
赤くてさっぱりした味とシャキシャキした食感。生節と合わせてご飯のお供にすると何杯でもいけちゃう!
東紀州エリアの人なら「あぁ、アレでしょー!」とピンとくると思います。
そのアレが、このままではなくなってしまうかもしれない?!って知っていますか?
2.まずは、ご存じない方のために…
上段でアレと言っていたのは、東紀州(尾鷲市や紀北町)の郷土食であり、夏の風物詩でもあるたべもの「くき漬け」です。
「くき漬け」は、ヤツガシラの茎を塩と赤紫蘇で漬けた漬け物。
俵の形に結われているものをほどき、皮をむいて、細かく刻んでいただきます。
くき漬けは、シャキシャキとした食感と爽やかな酸味が特徴。
生節と一緒に食べるとこれまた美味しくなるんです!
食欲が落ちる夏でも、ご飯のお供にするとおかわりいっちゃう!素晴らしいコンビネーションを発揮します。
夏が来ると「くき漬け食べたい!」というファンを多く持つくき漬けですが、実は今、大変なことが起きています。
3.くき漬けファンのあなたへ
くき漬けファンの皆さん
くき漬けを食べられない夏が来るって想像したことがありますか?
多くのひとから愛されている郷土食の「くき漬け」ですが、このままいくと食べられなくなってしまうかもしれないのです。
現在のくき漬け生産は、たくさんの課題を抱えています。
上記のような課題を抱えながら、郷土食を残したい、ファンの気持ちに応えたいと、生産者さんたちが頑張ってくれていますが…
このままではくき漬けを作る人がいなくなって、くき漬けは近い将来「幻の食べ物」となってしまう可能性がとても高いのです。
4.後の祭りにしないために
くき漬けだけではありません。
紀北町には、この地域ならではの食べ物、この地域ならではの祭りや文化など、素晴らしいものがたくさんあります。
しかし、少子高齢化や地場産業の衰退によって後継者や担い手が不足し、このままではなくなってしまうかも…という絶滅危惧種のような状態になっています。
それをなんとなく感じていても、どこか他人事のような気がしている方も多いのではないでしょうか?
それはどうしてか?
おそらく、現状を知らないから、やがて来るであろう「近い将来」を想像できないのだと思います。(私もそうです)
そして、食べられなくなって、観られなくなって、関われなくなって、初めて自分事になる。
もうないのか、寂しいなぁ。
なくなる前に何とかしておけば良かった、となくなってから思うのです。
でも、なくなってからでは遅い。後の祭りってやつです。
大事なのは、なくなる前に少しでも動くこと。現状を知ること。知った上で、自分はどうしたいのか考えること。
他人事ではなく、少しでも自分事にすること。
でも、そういうことって1人ではとっ掛かりにくいですよね。
だったら、みんなで楽しみながら取り組んでみませんか?
ということで、きほくラボセッション「知る・学ぶ・動く」というオンラインイベントを開催することにしました。
第一弾は「くき漬け」です。
5.くき漬けの未来をみんなで考えよう!
6.申込方法、当日までの流れ
【1】イベント参加希望のかたは、下記の申し込みフォームに必要事項をご記入の上、送信ボタンを押して下さい↓
【2】申し込みフォームを送信すると、自動返信メールが届きます。そのメールに当日のZoomURLが記載されています。
自動返信メールは当日まで保管しておいて下さいね!
※自動返信メールが未着の場合は、迷惑フォルダを確認してみて下さい。それでも未着の場合は、kihokuru@gmail.com までお知らせ下さい。
【3】イベント当日(9/3(土)19:30)になりましたら、自動返信メールに記載されているZoom URLを押してイベントにご参加下さい。
※自動返信メールに記載されている「イベント参加の際の注意事項」もご一読ください。
【問い合わせ先】
紀北町地域おこし協力隊 豊川
kihokuru@gmail.com
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くき漬けファンのあなた、郷土食に興味があるあなた(農業に興味がある方も大歓迎!)
それぞれの「くき漬けの美味しい食べ方」を紹介し合いながら、くき漬けの未来について語り合いましょう!
あなたのご参加を楽しみにお待ちしています♪
きほくラボメンバー 一同(代表 豊川)
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