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学校に行けない気持ちと、見守る気持ち。

早い春がやってきたみたいな暖かな日。

今日までに提出のものがあって、中学校へ届けに行った。今日は息子は学校を休んだ。

中学生の頃の私も時々学校を休みたくなって、熱が出たふりをしてよく休んでいた。高校になってから、いろいろあって学校に行きたくても行けなくなった。

だから、学校に行けない気持ちは少しはわかるつもりだったけど、今は私は子どもではなく親になっていて、立場が変われば感じ方も変わる。

今は、学校に行けなくなった頃の母親の気持ちを痛感したりしている。学校に行けない自分を責めてしまう気持ち、罪悪感、不安や怖さ、そのことをわかってはいるのに、親から見た心配から来る焦りや不安がむくむくと。

書いていて気付いたけど、ぐるぐるとうずまくいろんな気持ちは「心配」というひとつの気持ちだ。

中学校の職員室。静まり返った中に呼びかける私の声。職員室に向かう足取りは重かったし、いろいろ思われてるんじゃないかなという気持ちがよぎってしまった。

息子と接してくれる先生方は、みんなとてもあたたかい眼差しで息子のことを見守ってくれていて、私にも親身になってあたたかく声をかけてくれるのにね。

何が正解かなんてわからないまま、毎日は過ぎていくけど、私がしてもらったように、あたたかく見守ってるよということが伝わればいいのかな。

心配な気持ちはあるけど、思い悩んでるわけでもなくて、私も息子も今日も毎日も笑ったりしながら過ごしている。のほほんと過ごしてばかりで、それはそれでいいのかどうかわからないけど。

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