見出し画像

メロディックイントネーションラーニング 各論①

【各論】

実際、どうやって、メロディックイントネーションラーニングするか説明していきます。

2.2.2.1.覚える対象を抽出する。要素だけにする。そのために、深く理解し、分析する。なるべく覚える対象を少なくする。まとめる。パタン化する。

教科書からテストにでることを抽出する。
すでに習得しているパタンと似ているなら、新しいことを覚える必要がなくなる。
覚えることを必要最低限するために、理解し尽くして、覚える対象を減らせるものなら減らす。
二元論で整理したりして、わかりにくいことを理解しつくす必要がある。
なるべく、覚えなくてもいいことを見つけ出す。
導け出せないことだけは、「要素」として対象化する。
要素とはエレメントでそれ以上分解できない項目のこと。

【要約】
勉強するものをしっかり理解して、大事な部分だけにする。覚えるものをできるだけ少なくしよう。似ていることは、新しく覚える必要がない。わかりにくいことも、しっかり理解する。覚えなくてもいいことは見つけ出そう。大事なことだけを、最小限の「要素」として覚えるんだ。

2.2.2.2.要素から最初に連想することを書き出す。リリックにしやすいように変換する


リリカルにする。リリカライズ!(造語)

要素は削ぎ落としている文だけ、味気ない。その無機質な要素を脚色する。リリックとはもともと叙情的なという意味がある。叙情にさせるのをリリカライズ!(造語)と命名する。
要素からリリカライズする内容は、最初に連想することで良い。こればっかりはそのひとのボキャブラリーや思想体系によるので、法則化できないというか、正解はない。個人差もあるし。

例:HV→ハイブリッド車。ハイブリッドといえばプリウスしかおもいつかん!
例:奇静脈→奇人変人、変なオジサン。志村けん!
例:外側→外人。お騒がせ外国人。カルロス・ゴーン! 
とかね。
なるべく具体化させる。抽象的すぎると、イメージしにくいからメロディックイントネーションにしづらい。

【要約】
要素だけの文章はつまらないから、楽しくしてみよう!リリカライズ(新しい言葉)っていうのは、要素をもっと感情的にすること。最初に思いつく関連することでいいんだ。人それぞれだけど、例えば「ハイブリッド車」を「プリウス」にしたり、「奇静脈」を「志村けん」にするように、具体的でイメージしやすくして、楽しく覚えやすくするんだ!

2.2.2.3.SVC、SVO法による文章化と画像化

変換した要素を並べて、それらの要素から最初に連想する奇妙な物語、動画をライムにする。ライムにする。歌詞にする。(ライムについては、https://saita-puls.com/6309のリンクをどうぞ。)

例:「外国人がハイブリッド車に乗って、変なオジサンダンスをしている。」
 S            V             V
上記がリリックがライム化する前の文章。これでは詠みにくいし、動きがない。

【要約】
要素を使って変な物語や動画を考えて、それをライム(韻を踏む)にしよう。例えば、「外国人がハイブリッド車で変なオジサンダンスを踊る」っていう話を作るんだ。でも、そのままだと詠みにくいから、もっと楽しくして歌詞みたいにするんだ。

2.2.2.4.メロディックイントネーションさせる。

ライム化するっていうのは、歌いやすく、ゴロをあわせて、韻を踏み、リズミックにすることを総称している。
メロディックイントネーションにするとも言える。

例:『カルロス・ゴーン(外人)、まじでGone!プリウスの 屋根のうえ、変なオジサンだから、変なオジサン。変なオジサンだからぁ変なオジサン♪(志村けんのコントを参照してください)

すでに変なオジサンがリズミックなので、作りやすい。

ここまで変換させると、想起が容易になる。反復回数を極端に減らせるので、勉強時間の削減につながる。

上記段階のうち1が大事なのは、みーんな知ってるし、義務教育で教わる。でも、2,3,4を教わることはない。
たいていの学習は1で終わり。それを記憶するのは結構難しい。ひたすら書いて覚えるか、読んで覚えるか、しゃべって覚えるか、聞いて覚えるか。速聴するか。何度も繰り返す必要がある。確かにN(思い出す回数)を増やせば、なんとか覚えられるかもしれない。でも、残念ながら、長期記憶に入らない。3ヶ月後には忘れている。受験日まで持続できない。到達目標に達せない。勉強が辛くなる。意識高い系になれない。単純労働者になる。
1が上手なだけでも、そこそこいける。工夫はいろいろある。絵を書いたり、きれいに色鉛筆で塗ったり。それだけでも、美しいノートだけでもそこそこいける。でも、そこそこなんですよね。

例その2:鉄が生理的に沈着する脳の部位を覚えたい。

「老人は視床、線条体、尾状核に鉄が沈着することがある。」

抽出は簡単で、要素は老人、視床、線条体、尾状核、鉄。

これをリリカライズする。

老人:年老いた
視床:師匠
線条体:扇情
尾状核:美女
鉄:ハンマーくらわす

ライム例:年老いた師匠(視床)♪、美女(尾状)に扇情(線条)♪これに鉄槌くらわす♪

最初は本当にこれでいいのかっていう疑心暗鬼になるわけですが、人間が覚えられる項目数の限界 Nmax は決まっており、時間因子 T により常に減らされる。
勉強の繰り返し f によって、それを増やそうとがんばるわけ。テスト前に覚えている項目の数を N とすると、
N = kf - mT < Nmax
k ,mは定数。
この k をいかによい値にするかが、方法論の存在意義である。あるいは m をいかに小さい数字にするか。
そのひとつがメロディックイントネーションラーニングであり、速聴写真ラーニングである。

ライムはなるべく、動きがあり、荒唐無稽であり、ストーリーがあり、色彩があり、テンポにのりやすく、和音にのりやすいリリックがよい。

有名なキャラクターを多用する枕詞や、オヤジギャグ的な掛詞を使ったりするのも効果的である。

また、自明すぎて覚える必要のない項目、導き出せる項目はリリックに入れる必要はない。

従来から使われてきた「ゴロ合わせ」というテクニックは、このメロディックイントネーションラーニングのひとつのサブグループと言って良い。

ゴロ513という古文の単語を超簡単に覚える本でセンター試験を乗り越えたわけですが、その方法を対象化し、自分でも使えるように汎用化したのがメロディックイントネーションラーニング。

ゴロ合わせは数あるテクニックのひとつであり、これに固執して作る必要はない。

抽出した項目に対して、どう自分の持っている知識と結びつけて、茶化して、こじつけて、容易に覚えるかが大事。

まじめにふざけるのが大事。

あるいは、

真剣に茶化す。

次章で、まじめにふざけるスキルについて

【要約】
難しいことを歌のように楽しく覚える方法があるんだ。例えば、「外国人がハイブリッド車で変なオジサンダンスを踊る」って言う話を作って、それを歌詞みたいにするんだ。いろんな言葉やキャラクターを使って楽しく覚えよう。真剣にふざけて覚えるのが大事なんだよ。

2.2.2.5.ライム化、リリック化のスキル篇。


2.2.2.5.1 Disる。茶化す


ディスる。Disrespectする。短所をたたく。

教科書に書いてある内容を評価し、批判し、批評の方法は悪口をいうことです。これもリリックのひとつにして良い。
この手法が一番頭を使わずに、才能を使わずに、最初の理解の最適化ができるので、最初に示します。

とにかく勉強しているという自覚を持たないで淡々と、粛粛と、読んだ内容を理解し茶化し、リリックを書き続ける。
難しい内容を読んでいる、あるいは、自分の知らないたいして興味がわかない内容を読むのはストレスがたまるので、わかりにくい説明には、徹底的にDISる。それも茶化しになるし、ストレスの発散になるし、印象もつけられる。
DISるリリックも印象に残るので、取り入れるべき。毒リリック。

自分の脳内に、霜降り明星の粗品を憑依させて、ひたすら、せいやならぬ、筆者につっこみを入れ続ける。
例:
気管支は肺の末梢に向かってTaperingする。『テーパーって、なんでそこだけ英語!いきってるだけやん』とか
この陰影はバタフライシャドウと呼ばれる。『バタフライ!粋だね!』
この線はカーリーBと呼ばれる。『また人名!カーリーってだれ!BってAとCはどこ!B級スープカーリー水だらけうよ(右葉、肺水腫)!』

このようなツッコミの中にも、単純にDisる以外にも様々なサブタイプが存在する。客観的、共感的なものもツッコミは内包している。言い換えることで、ボケていることを明確にするのが、つっこみの役割である。
そう。小難しい文章やいらつく説明は、ボケているのだ。ボケ倒しているのだ。
浜ちゃんのつっこみをまっている松ちゃんを想像すれば良い。

こうして、つっこみをいれているうちに理解が深まり、要素に対して、叙情をもたせることができる。

【要約】
勉強の時に難しいことや面白くないことがあったら、おもしろくツッコミを入れてみよう。そうすることで、ストレスも減って覚えやすくなるよ。例えば、「テーパーって、なんでそこだけ英語!」みたいなツッコミを入れて楽しく勉強しよう。ボケている文章にツッコミを入れることで、理解も深まるんだよ。

プロジェクトのサポートに感謝申し上げます✨皆様の支援で、私の時間をよりこの活動に注げます🙏ご協力いただけると幸いです🌸よろしくお願いします🤗