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いろいろエッセイ

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日々の出来事と感情と思い出のカケラを拾い集めて言葉にします。
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記事一覧

書くことが「いま」を照らす

「みなさんにとって、創作のゴールって何ですか?」 そう尋ねられたとき、わたしは固まってし…

Maho Okumura
4年前
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いつだって私はわがままで、空の色をかき混ぜる。

忘れられない匂いがある。 それは雨の匂い。それは草の匂い。それは土の匂い。それは汗の匂い…

Maho Okumura
4年前
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決めつけない、生き方。ー20歳のあなたへー

20歳の頃、あなたは未来の自分をこんなふうにイメージしていましたね。 名の知れた組織でバリ…

Maho Okumura
4年前
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走って、書いて、生きていく

走ることと書くことは似ている。走ることと生きることは似ている。 * 冷たい空気を勢いよく…

Maho Okumura
4年前
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家路

運賃箱に小銭を入れて、路面電車から降りた。しっとりと水気を含んだ空気が頰に触れ、ああ、着…

Maho Okumura
4年前
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文字の向こう側にいる、中学生のわたしへ。

実家にいる。たまたま見つけた中学二年生の頃の漢字練習帳をパラパラめくって読んでみたら、当…

Maho Okumura
4年前
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ミルクティーが届けてくれる、やさしい週末

夫婦で毎週のみにいくミルクティーがある。ランチを食べてから自転車で坂道を駆け上り、ティースタンドでミルクティーを買う。それをちかくの神社のベンチにすわってゆっくりと味わうのが土日の日課だ。 のまなければ、一週間が終わった気がしない。はじまる気もしない。ミルクティーをのむことは、大事なルーティンであり、とくべつな行事でもある。 ミルクティーを通じて生まれる感情、風景、会話、空気…。ただおいしいだけではない、とっておきの体験がまっている。 *** 店にちかづくと、雑談を楽

#呑みながら書きました 世界一美味しいお酒

まず言いたいのは、この企画を作って腐ってありがとうってことです。本当に、ひさビアさに家で…

Maho Okumura
4年前
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これからの「ふるさと」との付き合い方

最近、悩みはじめたことがある。正確に言うと、昔からちょっと悩んでいたけれど、「そろそろ本…

Maho Okumura
4年前
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