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「なぜ、関西在住の20歳、大学2回生の私がスポーツ業界の大先輩達と共にプロジェクト運営に関わることになったのか」

この度、レオナさんが主催者を務める「レオナゼミ」の運営に関わらせて頂くことになりました。このゼミ自体がどんなものなのかは、レオナさんが書いているので、こちらをぜひ読んでみてください↓

女子タッチフットボール日本一6連覇を目指す体育会の一選手として、また一幹部としても関わりながら、それでも練習の合間を縫って、月一で大阪から東京に行くと決心した理由とビジョンを、僭越ながら記させて頂く。

至ってシンプルだ。
「今スポーツ界で求められる、徹底的なビジネス思考を鍛え上げる最高の環境だから。」
そして何より、
「聞いた瞬間にワクワクして、チャンスだと感じたから。」

そもそもなぜ、関西の大学に通う私が、関東のこのスポーツ界の最強コミュニティと出会うまでに至ったのか。

「原点」

日本一を本気で目指せる。当時のエースQBの先輩に憧れ、東京ドームでプレーしたいと思い、タッチフットを始めた。タッチフットに割いている時間が生活の大部分だ。

それでも、限られた時間を使って、スポーツへの想いを実現したい。今は能力的にも物理的にも無理でも、人生かけて、少しずつ、形にしていきたい。ここまで思うようになったのは、実は小学校時代の自分に原点がある。

父の仕事の影響で、小学校時代のほとんどをアメリカで過ごした。小学校2年生の夏、友達に誘われて、サッカーのレクリエーションリーグに所属するチームの練習に(ほぼ強制的に)連れて行かれた。ここで説明して置くと、アメリカでは、ほとんどの競技で小学生から高校生向けに年代別、地域別で各スポーツリーグが展開されている。そして各リーグでは、申し込めば参加可能で「全員で楽しむ」ことに目的を置くレクリエーションリーグと、セレクションで選抜され州大会レベルを目指すセレクトリーグ、全国大会や国際レベルでの人材を育成するプレミアリーグの3段階で構成されている。(セレクトとプレミアが一緒の場合もある。)行ってみたら、いわゆる「練習」のようなことはせず、いきなりの試合形式で、自由に走り回って、蹴ること自体が楽しくて。パスが通った時の喜びには、言葉にはできない嬉しさがあって、一瞬ではまった。そこから、3年生の時にセレクトリーグでプレーし始めて、この頃からサッカーが私にとって全てになっていた。

小学校6年生の秋、父がついに事業を現地会社に委託することを決め、急に帰国することが決まった。日本でも本気でサッカーを続けようと思い、発足したばかりのセレッソ大阪のレディースのセレクションを受けようと決意した。不安と期待と共に帰ってきたのを鮮明に覚えている。

トライアウト一週間前。早速少年団に入り、練習していた。まさかその日が自分のサッカー人生最後の日になるとは思いもせずに。

なんと全治8ヶ月。

治ってから、サッカーとはもう向き合えなかった。どこか自分の中で、あの時にセレクションを受けられなかったことが悔しくて、本気になれなかった。結局中1の間は、ずっとサッカー漬けの日々の反発もあり、遊びほうけた。それでもやっぱり、運動したかったから、中2になって誘われていたバスケ部に入った。今思うと、それは「逃げ」でしかなかった。その後、高校、大学でも様々な競技を経験しているが、私が一番に感じていて、1つだけ声を大にして伝えたいのは、

「スポーツは、まず、楽しめ。」

ということだ。チームプレーの楽しさやただ純粋に動く楽しさなど、スポーツ自体の楽しさを身をもって実感した経験がある人間と、いきなり競技から始めた人間とでは、大きな差があることは体育会生として特に感じている。競技をする上で、また健康づくりとしてスポーツをする上でも、「楽しかった経験」という拠り所があるかないかで、スポーツへの見方が変わる。そして、あの時の楽しさが、今も私をスポーツ一筋にさせていることは間違いない。

なぜスポーツ界なのか

私は私自身が感じてきた、これまで述べてきたようなスポーツの楽しさを一人でも多くの人に届けたいと考えている。確かに、その想い自体は今も変わらない。

けれど1年前まで、そんなことを想うことしかできなかった。

そこに、経営の概念はまるでなかった。言ってみれば、私も「スポーツ」という良さげな響きに囚われて、自分の夢物語を語ることに満足していた愚か者の1人だった。ビジネスとして経営の視点を持ってやらなければ継続できないし、拡大もできない。「ターゲットのニーズを把握し、利益を出し続ける」のではなく、「自分が与えたい価値を与える」ことにばかり目がいっていた。スポーツというものの特性上、価値を与えること自体が、顧客の満足感につながる。それがスポーツビジネスの醍醐味でもある。しかし、**しっかり経営の視点を持ってやらなければ、自分が与えたい価値すら与えられなくなってしまう。 **

大学入学後、学生企業での営業経験や、元体育会生向けのイベント運営やサッカー協会との女子サッカーイベント運営(写真上)などを通じて痛感したことは、「経営」というマインドの重要性である。ここが弱みだったからこそ、結局継続性の低いプロジェクトしか出来上がらなかった。たくさんの人に迷惑もかけた。

そうやって、限られた時間との両立もあって、色々迷っていた時に、レオナさんの「関西で学生の相談に乗ります。」というツイートを見て、面白そうな方だなと思って、お会いした。

話してて、やっぱりスポーツ界でやりたいことをやりたいという気持ちに変わりはないことに気づいた。時間に関しては、やると決めたなら責任持って、時間を作り出すしかない。そこから、言葉でスポーツの楽しさを伝えてみたいという思いも話していると、レオナさんが所属するLink Sportsのインターンに学生ライターとして迎え入れてくださった。自分のビジョンが、どういうストーリーから来てて、だからどういう価値を与えていきたいのかが明確で、わずかながら実績があったから、こうして採用してもらえたと思っている。

そしてつい最近、レオナゼミに関する投稿を目にして、飛びついた。運営として関わらないか、というお話をいただき、スポーツ界の最強な大先輩方とプロジェクトを作ることにワクワクして、大阪から月一で通うことを決めた。

スポーツ界で今求められているのは、徹底的なビジネス思考である。これは、レオナさんが再確認させてくれたことだ。現場で活躍されているからこそ、話してて伝わってくる。1年前の自分は、これをわかっていなかったから、失敗した。これから、レオナゼミでの活動を通じて、もっと実践的な思考を身につけ、体現し、成長していきたい。

足を運ぶことを、惜しまないこと。やりたいと思ってビビッときたのなら、とにかく行ってみる。会いたいと感じた人に会って行く中で、自分が描きたいビジョンも自ずと見えてくる。その中でしっかり頭を使って、自分なりに努力していけば、道は開ける。それは、私自身が保証する。

目の前のチャンスを、決して逃してはいけない。

レオナゼミは、紛れもない、とびっきりのチャンスだ。

拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました!


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