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さよならオーストラリア

無限に続くと思っていた42日間の夫婦でのAUS旅も本日で終了。


現在はシドニーからフィリピンに向けて移動中。

シドニーで車を返却してからは、エアーズロック近郊に三日間滞在。



エアーズロック周辺は今まで滞在した場所に比べて日本人観光客が多い。

曇天で夕焼けを見ることができなかったが、近くにいたアラサー日本人女性二人組が、ツアー会社の若い日本人男性に擦り寄っている姿を目にすることができた。

思わぬ収穫である。


また夕焼けは見れなかったが、兼ねてより興味のあったアボリジニの文化を無料で体験できるツアーなどもあったので、楽しく過ごすことができた。


写真はアボリジニの伝統的な武器を紹介するセッションでの一コマ。

狩猟に興味のある身としては、ブーメランで獲物を仕留められる狩猟能力の高さに素直に憧れる。

その他にも、過酷な自然環境の中でアボリジニが口にしている植物などについても教えてもらった。

これでたとえ荒野に投げ出されても、生き延びることができるだろう。
ディスカバリーチャンネルの某イギリス人にも教えてあげたい。


アボリジニについてもう少し。

現在のアボリジニたちはオーストラリア政府からの生活保護で暮らしている人が多い。

生活保護のお金でお酒に溺れて、暴走するアボリジニも少なくないようで、長い間社会問題になっている地域もあるそう。

実際にそういった現場を見たわけではないが、聞いた話によると、植民地時代にできた白人たちとの溝は深まる一方のようだ。

話を聞いただけでも複雑な心境になった。

日本では一部の地域を除いて、先住民族というものを意識する機会が少ないので、より一層考えさせられた。
やはりみんなハッピーはありえないのか。


話を戻して、エアーズロックは曇天だったが、となりのカタ・ジュタ国立公園は天気にも恵まれ、楽しむことができた。

どこまでも続く赤土の大地はまるで火星のよう。
NASAのポロシャツを着て行かなかったのが悔やまれる。

途中2回も野生のラクダに遭遇するという貴重な体験をすることができた。


エアーズロックから戻ってからは、シドニーにしばらく滞在。

オペラハウス等のよくある観光地に行っても、夫婦共々あまり楽しめるタイプではないので、適当に街ブラ。


そしてまず入ったのが、こちらのカフェ。
シドニーのセントラルから歩いて3分ほどの位置にある「The reformatory caffeine lab」というお店。


三角フラスコに入ってコーヒーが出てくるというインパクト重視のスタンスかと思いきや、味も今までのカフェで一番おいしい。

三角フラスコに入った、茶色い液体は、理科の実験のヨウ素液ぶりで、味わいの中に懐かしさすら感じることができた。



カフェのあとはプリクラフォトランドというランドへ。

ランド行っても、日本のショッピングモールにあるゲーセンコーナーのような空間。

バリバリ日本語で書かれたプリクラ機が10台ほど置かれており、その空間だけはほとんど日本と変わらない。



唯一違うものといえば値段で、一回13$(
日本円にして1000円)もする。


「日本なら400円なのに、、、」と、嫁と捨て台詞を吐き、ランドをあとにする。


その後はシドニーで珍肉を食す。

オーストラリアの珍肉といえば、カンガルーやワニ肉が有名だが、今回食したのはラクダ肉。



Lakembaという中東系の人が多く住む場所のハンバーガー屋さんで、ラクダ肉を頂いた。



聞いた話によると、和牛のような味わいと聞いていたが、和牛感はあまりない。

独特の臭みがあり、例えるならジンギスカンのようだった。
ただジンギスカンと違ってとてもやわらかく、ジューシーな味わい。

嫁に隣で「野生のラクダを目にしておいて、そのかぶりつきようは異常。」という目線を送られたが、美味しくいただくことができた。


色々とあったオーストラリア旅行だったが、無事に乗り越えることができてとりあえず安心。

これから2ヶ月、更にフィリピンで過ごすことになるので、一日も無駄にせず貪欲に生きていきたい。


色々とあったオーストラリア旅も無事に終了しました。

フィリピンは火山が噴火しそうということで、一時危うい状況でしたが、無事到着することができました。

オーストラリアの山火事といい、フィリピンの火山といい、今年は火の用心の年かもしれません。。。

フィリピンでは2ヶ月間、さらに英語を磨くべく、語学学校に通う予定です。

学びに飢えているので、ひとつでも多くのことを吸収出来るように本気で頑張りたいと思います。

それでは今日も良き一日でした。











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